書はパズル
書はなんのために存在するのか。
記録、記録書。作者の念が籠ったもの。
意図があって生まれてきた。
それは何のために書かれたのか。
読む人は、それを解読しようとする。
他人の思考回路を借りることで、自分の糧とするために。
けして、ほんの内容に頷くだけではない。
書はパズル、そこに込められた真意を解読するんだ。
書の書かれた背景を読み解こうとしない人は、内容に飲み込まれるという。
内容に飲み込まれると、著者の意のままになってしまう場合もある。
教科書的位置づけの本がいい例。
古くからよく読まれる本の一部を注意して読めば、それが理解できた。
本は内容ではない、書かれた意図を読む必要がある。それを教えてくれたのだった。
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