最新のKomplete音源が出番なし

自分でも何がなんだか。
PCを新調した際、最新の音源をトコトン使い倒そうと思って怒涛のカスタマイズを繰り広げた結果…

Kompleteくんが置き去りにされた(o _ o。)

 

この子は容量食いだから、その他の部分はできる限りスペース空けた。
もうすでに完成された音、すぐに素晴らしい品質のサウンドを再現できる。
Kompleteは、500GBのデータに凝縮?(いや、この場合は何というんだろう?)
手に触れた瞬間から、なんかすさまじい感覚を覚えたものです。

 

今でも、Kompleteは一定の品質を約束する優れた音源だと思ってます。

 

なのに、ごめん不採用。
きっとプロ制作現場では必需品に近いと思う。
なのに、使えなくなってしまいました。

 

品質をお金で解決する手段を、自分が許さないみたい。
1から作るっていうのを、また半年近くも掛けてやってしまいました。

メインで使うのはlogic9付属のもの。使い慣れた昔の音源で、もう15年前のものですね。
それを現代のDAWの技術で、1から磨き上げました。
一音一音設定。楽器の特性をみて、音の響き方がどのように変化するかをイメージして。

音の描き手が、その楽器を現実に演奏するかのように、心のままに響かせるように。
意識が染み渡る。染み渡っていく。そんな調整。
 

こんどリリースする素材集で、
以前の音と、新しい音で演奏しなおした状態の2パターン収録予定。
元が同じ音でも、もしかしたら違いが。見えてくるかなって。

これから最後の1曲を作って、音の感覚を見なおして見る予定です。

 

たぶん、オーダメイドっていうのかな。
制作スタイルに合わせた道具のカスタマイズ。
職人さんが道具を磨き上げていくこと。

その一端に触れた経験でした。
15年前の、初めて音楽に触れた当時にリリースされた音源が
私の経験と共に、音源もいっしょに成長していく感覚です。

特別なものです。

 

既成品の出番が無くなってしまいました。
そんなもんかもしれません。

あの欲しかったリヴァーブプラグインも。
買ったのにLinuxでは動かない。

ならば自分で、既存のもので調整する。
すると、求めていた残響の効果が出来あがった。

。。。。。

なんでいつもこうなるんでしょうね。

1から仕組みを知って、
自分で組んで納得できないと
それを使う気になれないみたい。

Linuxの選択も、結局そういうことだろうし。

Linuxはことごとく製品版の認証を受け付けません。
自分で1から作れと申している。最初から不要だって。

わかったよ。だから特別を求める場合にしか、Linuxという選択肢は有りえないんだね。

 

ごめんなさいKomplete。
今回は、お迎えすることができません。

どこかで活躍の機会が訪れることを祈ります。