バイオリンの弾き方を解説されてるサイト

このサイト。
非常に勉強になる(‘ ‘*)

http://www.vlesn.com/howto_bow_rightfinger.html

 
バイオリンとか全然分からない状況で、このような情報はとても有り難いです。
ホントなら弓の持ち方、ボーイングからきっちり習ったほうが良いのでしょうが
独学でも、解説動画のおかげでかなり演奏の仕方が改善されたように思います。

ありがとうございます。


とある喫茶店のミニコンサートにて

女性のピアニストが奏でる美しいピアノの演奏の中
優雅に午後のティータイムのひとときを味わっておりました。

ショパンのプレリュードから始まり、叙情的な風景を力強く再現するメロディと伴奏。クラシックの音というものは、昔の時代の再現なんだなぁとのんびり聞き入っておりました。過ぎ去った時代の、かつて其処にあったものが、厳粛な形で目の前に浮かんでいる。

誰かの過ごした記録が、第三者の手で。
実に、音だけが時代を逆行し、私達は別の世界に来ているかのようだ。
 

 

さて、演奏1〜2曲目が終わって時間が元に戻った時。
お客さんで、紳士的な風貌のおじいちゃんがお店にいらっしゃいました。

 
「おお、今日はピアノの演奏がありよるとね。何を演奏しよったと?」

 

気さくて、優しい声で、そして貫禄のある穏やかな響き。
聞けば彼も75の年で、ピアノを始められたんだとか。
孫をびっくりさせてやろうと思って始めたら、つい夢中になって7年も続けているとおっしゃいます。

 
「私はビートルズが好きでねぇ。お姉さんは何を弾くとね? 得意な曲を何か演奏してみてくれるかい?」

 
おじいちゃんが演奏者のお姉さんに尋ねます。

 
「私は主にクラシックなんですが、そうですね。こういうのはどうでしょう?」
 

といって徐ろにカムパネルラという曲を弾きだす。
めまぐるしい旋律で、空間を一変させる。音符が連続して鍵盤を高鳴らせる。
「歓迎」に交え「同じピアニストとしての挨拶」も含めたような響き。

おじいさんの言葉で、ピアノコンサートの空気が一変した瞬間でした。
時代はクラシックから一気に現実に引き戻され、紳士風のおじいさんとピアニストのお姉さんとの対話形式で
次々と活きた会話がメロディとして奏でられていく。

場が一気に盛り上がるのです。
 
 
そのピアノの旋律と言ったら、もう見事としか言いようがなかった。
これが、音に意志が宿るとでもいうのだろうか。力強さに加え、明らかに目的を持った音の対話。

おじいさんも、その演奏には感嘆の一声をあげます。

 
「素晴らしいねぇ。あなたの演奏が聞けてよかった。休憩中だったろうにごめんなさいね。ささ、そこに座ってケーキでも。」

 
と、演奏者さんに椅子をすすめ、その合間に今度は彼自身がピアノの前に座る。

まさかの展開!

 
そう、75歳からピアノを始めて7年。
誰もがこのおじいさんが、どれほどのピアノを弾くのか興味津々でした。

そして奏でられる、メロディ。

「きよしこの夜」

 
穏やかな伴奏と、一生懸命にメロディをなぞる右手の音が、ゆっくりと引き出される。
少し辿々しいながらも、とてもご高齢の方が弾いてるとは思えないような。
しっかりとした足取りで、

ラーシラーファー♬
ラーシラーファー♬

 
この時、コンサートというのは演奏者さんの技術で魅せるものではないのだと感じた。
このおじいさんの演奏には、優しい旋律の背景に物語がある。

孫をびっくりさせてやりたい遊び心。
幾つになっても挑戦を忘れない心。
それを積み重ねて続けてきた7年間、

 
今。おじいさんの演奏によって彼自身の生き様が再現されている。

これこそが心動かされる演奏になるのか・・・と、感じるものがありました。

 

そして、さらに心躍ったのがその後の連弾ですよ。

演奏者のお姉さんが提案したのです。「一緒に弾きましょう!」と。
普段のコンサートでは絶対にありえないような展開が、目の前で起こっている。

並んでみると、おじいさんとお孫さんのような・・・
左手の伴奏をお姉さんが、右手のメロディをおじいちゃんが。
おじいちゃんの優しいメロディに合わせて、ピアニストならではの鮮やかな伴奏が1つに調和していく。

この光景は。。。すごかった。

 
「私はピアノ7年やってて、こんなことは初めてですよ」

 
おじいさんは感激していました。
プロに謙遜ない演奏が、2人の手によって織り込まれていくのですから。
まさかの展開。そして2人とも、何と穏やかで楽しそうに演奏しているのだろう。

私達その場にいる人全員その雰囲気に包まれて、素晴らしい空間を共有できた気がします。

 
これが、音楽の楽しみというものなんですね。
このようなコンサートの場に居座ることが出来て、本当によかった。

輝かしい一日の記録でした(‘ ‘*)♪

クリムト ピアノ


弓を真っ直ぐに引く

バイオリン練習にて。
始めてから20日経って、やっと一番基本となる部分

「弓を真っ直ぐに引く」

というのをやりました。
まず弓の持ち方から、指は丸く、力を抜いて。

Oh,今まで弓の持ち方から、微妙に間違ってたよ;

そして、これ。
これを使って真っ直ぐに引く練習。

バイオリン、弓まっすぐ

この2本の線の間に通すわけですね。
2時間くらいこればっかりやってました。

これをすると分かるけど、今まで真っ直ぐに弾いてたつもりが
下がった時は外側に傾いてて、上った時は内側に傾きがちだったことに気づく。

だから、気持ち下げる時は弓の先をこちら側に
気持ち上げる時は、弓の先を向こう側に

気持ち弓の形にそうように上げ下げするといいみたい。
言葉じゃわからないから、これはやってみないとどうしようもない。

 

で、基本をある程度続けると、
音が安定してなるようになりました。

おお、これで演奏も割りかしいい音が出るようになった。
弓を真っ直ぐに引く練習、多大な効果があるみたいです♪

すばらしい*:・’゚☆

 
これを教えてくださった地元の大学生の子に感謝(‘ ‘*)
彼の演奏は半端無くすごい、そんな彼に教えてもらった基本でした。


地元の大学生の楽器演奏

地元の大学で学祭が催されてて、どんなイベントがあってるのかな〜と思ってお邪魔してみました。

しびれた。。。

 
たまたま立ち止まった露天のテントで、お茶菓子を買おうとしたら
なんとそこの学部がオーケストラ楽器を演奏するトコだったと!

これは・・・!!!

と思って、その場で演奏をお願いすることにしました。
そこには、すごくバイオリンの上手な男の子が居てですね。
見た感じ、バイオリニストには見えない普通の大学生だったんですが。

バイオリンを持った瞬間手つきが変わりまして、
弦を鳴らしながらの調弦!! おお、早い!!早い!
ほぼ揃ってたと思うんだけど、聴いただけで僅かな狂いも分かるのか!?

そして演奏。

何やらクラシックのとんでもない譜面の曲の一部を演奏していただきました。

・・・・

なんですか!? あの左手の指運びは!!
意味がわからないくらいの連符、そして表現力。
これがうちと同じバイオリンか?! と思うまでの素晴らしい演奏。

そして、プロ顔負けの音でしたよ!!
これ、普通に小さなカフェで演奏会出来るじゃないですか。

そう、そこのお茶菓子のお店は中に座って食べるところがあったんですね。
おおお、ここで演奏会30分置きくらいに開いたら、お客さん喜ぶんでなかろうか。

とか
とにかく、学生さんとは思えない、素晴らしいバイオリンの響きでした。

ちょと興奮ですよ。
実は身近に、とんでもない腕のバイオリニストが居らっしゃったなんて!
久々に気分が高揚しております。

この心持ちのまま、本日6時間くらいぶっつづけでバイオリン演奏してた気がする。
だいぶ意味がわからない感じになってきました。指使いがキーボド打ってる間もバイオリンっぽい感じ。
声もバイオリンの音階っぽくなってきた感じ。

くぃいいいいいん・。。

もしかしたら、師匠と呼べる方と出会えたのかもしれません。
そこの学部の方の演奏会、いつか見に行こうと思ってます(‘ ‘*)

楽しみだ。


ハープの演奏会に行ってきた

グランドハープの演奏会。
大きさが人の身長ほどもあり、ものすごく大きいのです。

グランドハープ

ポロン、ポロロン。
ハープの弦は47本。全て白鍵盤の音で成り立ってる。
調を変える時は、足のペダルで切り替えてその音程を半音上げたり下げたりする。

ハープ ペダル

あの優しい音色の響きは、そうやって成り立ってるんだなぁ。

 

流れるような旋律は、ドレミファソラシの連符で。
それが曲調によって音階が少し切り替わるのみ。基本がコレなんだなぁと学びました。
楽器を知ると、曲作りに活かせますね。

それと、音の響きは。
弦を鳴らして、その余韻の音がどこまでも続き、
他の弦の音と共鳴して、音の空間にハーモニーが出来る。

だから、ピアノで言うペダル。サスティン?
ハープの音を鳴らすとき、余韻の音まで意識するといいんだなって思いました。

ポロン、ポロロン。

流れるような旋律で。