AI技術の発展とオリジナル作品の意義

イラスト界隈では、AI技術の進歩と共に、元々の絵師さんが自身のスキルをパクられる?ことについて、嘆いておられました。

AI技術は、素人さんどなたでも、学習された描画プログラムを用いることで、それなりに完成されたイラストを瞬時!?に生成できる発明です。

で、元々の絵描きさんの意義とは?
問われることになりますね。

私も音楽を構築してる身なので、自分自身の作品やスキルが、単なる機械演算で同レベルのものを作られた暁には。どう思うかな。。

というか、今の機械に真似できるかな??

という印象で、これは音源素材を触ってても思うことです。

しかし機械が、オリジナルにとって変わることができないのは、それなりの理由があります。

絵師さんの立場でも、同様です。
元々の、絵画の意義を思い出してみてほしいのです。

絵とは何か?
美術作品とは何か?

何をもって美しいと感じ、
どんな思いでそれを作品として形作るのか。

AI作品は、それを形作る方向性が、まるで別物であることが分かると思います。
そして同じAI技術でも、それをプログラムした人や扱う人で、大きく性質が変わります。

ジャンルが違う。とも言うし、そもそも純粋なオリジナル絵画や作品とは、比べることができない。

分かる人は、人間が描いた絵かAIかは瞬時に判断がつくでしょう。

DTM音楽もそうです。
生演奏とDTMでは、音の響きからして別物であり、どちらが優れてる。という比較はナンセンスだと言えます。

気にするなよ、芸術家。

その魂は芸術家にしか込めることができない。