明晰夢の見方

昨日、夢をよく覚えている、という人とお話する機会がありました。
抽象画のイメージで、その情景を紙に書いてくれました。

その絵からは、ひとつの物語を感じる。
鉢植えさんがどこまでも続く道を一人歩いていて

上からは三角のプリズムが降り注ぐ、湖と深い藍色の空。

まるで星空のようだと思った。

 

これが、夢のイメージの一区切り。
まるで、一枚の絵画を見ているかのよう。

このとき、一つ気付いたことが有りました。

夢を覚えている。
夢には時間の概念がなく、過去も現在も未来も同時に存在してる。
だから、夢を捉えるには、時間の流れではない、ストーリーを時系列で感じるのではない。

プレイヤー視点じゃなく、画面の上から同時に見ることなんだと。
1枚の絵画として見れば、1枚の夢を覚えられるんだと。

その時なんとなく思ったのでした。

今まではストーリーを追って夢を見ていたけど
さっそくこのやり方で試してみたいと思います。


明晰夢その一 夢って覚えてる?

音がバラバラ
色もバラバラ
言葉もバラバラ

起こることもはちゃめちゃ。

だけど、夢のなかでは納得している。
現実に戻ると、覚えてない。

覚えてないのはなぜ?

それは、人は受け入れられないものを記憶出来ないから。
人は、知らないものを、知ってるものと関連付けることで記憶できる。
そんな気がする。

だから、全部めちゃくちゃに混ぜてやっちゃうと、何がなんだか頭で理解できない。
夢のなかでは納得してるのにね。

理性が、それを認めない。なかったコトにする。

夢を覚えるのは簡単。
理解しない。ありのままを受け入れる。

そして書く。
起きた瞬間にメモする。

訓練するうちに覚える。
覚えたら今度は、ひらめきが夢から生まれる。

そうして、何かの暗示を受け取る。
受け取ったら、それが力になる。見えない力(‘ ‘*)