BGM良し悪しの基準は?

BGM良し悪しの基準は?

依頼などに応える際の下記覚え。
そも音に対する感覚は千差万別なれど。
BGM制作は音楽制作と少し感覚が違いました。

音が良ければ良いわけではない。
曲が良ければ良いわけではない。

まぁ、音が良い方が良いかもしれませんが。。
昔のスーパーファミコンのクロノトリガーが未だに名曲たる所以を省みるに。

そう。
まぁ結果的に曲が良いのだけど。。

うんんん。

やはり、そのシーンとサウンドがしっかり結びついてこそ活きるようです。そのシーンをイメージして音を配置する。

例、ただのリズムが、そのシーンの行進に合わせればまさにです。

音に拘るのは二の次なんですよね。
未だに音源作りからやってる。この矛盾。


材料から自作しますか?

音楽製作を、インストゥルメント音源製作からやる。

やりますか?

大きな問題点があります。

楽器一つ作るのに様々な試行錯誤が要ります。
ピアノ、7回くらいはゆうに作り変えてようやく。
期間は半年ほどかかり、その間何もできませんでした。

これ以上ない仕上がりかつ、製品版では実装不可能と思われる純正調律を実現した。

が、調律を変える=他の既存音源と共存が難しくなる。

ということで、普段使いの音源全てを一から作り直し。
およそ一年半ほど時間を溶かしております。

で、いざ、曲作る際に。
そ、演奏して初めて、うまく行ったところとおかしな所と露出するので、今度は楽器の修正に追われます。

最新版の細かな音源ほど、編集作業が大変なものとなります。

曲作るのではなかったのかな??

しばらく、楽器を違和感なく鳴らす、というところに意識を持っていかれました。

その間、作る曲は、出音確認用の曲になってしまい、作品づくりで最も重要な、何のために作るか?がおざなりになってしまっております。

音源は選りすぐりの響きに仕上がったし、扱いやすい万能なものとなりましたが。

で、曲を作るとき。
色んな音源からジャストな音色を選び出して曲に当てはまる。
というのが、偶然にぴったり合った時の高揚感が。

自作音源の中でしか作れなくなると、遭遇できなくなりました。自作に囚われると、世界が限定的なものになります。

大問題だ。

あくまでも自作音源は普段使い用の、厳選に厳選を重ねたもののみにして、これからは膨大な数の既存音源との共演を目標にうごくべきか。、ふむ。、


piano音源構築 I understand!

liner

-dbの変化は直線でした。
ベロシティレイヤーを直線基準で揃える。
midi鍵盤の反応に応じて、後から調整しやすくなりました。

これで、確かに弾いてる感覚でmidi鍵盤を弄れるようになった。

thanks!


そのピアノの見所と短所

いくつか鳴らして、感想。
元のピアノが、ずっと近くで録音された音のため

まさに、弾き手になったような感覚で
そのピアノを聴くことができる。
素晴らしい音源だ。

ただし、主体がピアノになる。
ピアノにクローズアップされた音の。
これをbgmにする場合、音が近すぎる。

遠くに持って行かねば、応用が利かない。

方法

アタックをほんのほんの僅かに削る。
reverb vstで残響音をうっすら響かせる。

そもそも、遠くのピアノの音を使えばいいのだが。。
まさにcinepianoのように、bgm用途の、他と合わせられるという構築に、気がつく。

音の目指す所に、その合わせやすさという点に魅力を再認識。

DTMerだいたい持ってそうなkompleteのピアノは、ソロの視点で作られてて、まずピアノしか目に映らない。他の存在とのmixが難易度上がる気がするのが、あー。と、反省した。


ピアノソロ楽器は本物に近づいた?

実際にキーボードを置いて、弾いて。
確かに、目の前にグランドピアノがあるやうな錯覚。

この音は、作る曲の響きに適う?

ハコベのテーマ。テスト。

音は、鍵盤のタッチで変わる。
元気のいい演奏も、キーの力加減で再現される。
これは、今までに書けなかった曲の感じです。

音源の出来も大事ね。表現の範囲が自由になる上で。、

だからって、曲の良さに直結するのでもないから。
ちゃんと表現に意識を赴かねばなるまい。