今日更新のフリー素材曲について

とても懐かしい音でした。
信じられるでしょうか。。20年も前に誰でもが使えたサウンドフォントで演奏してます。

ほーん。

これまで、一生懸命に調整した音源は。。

そう、過去の遺産は、ずっと誰かが調整に調整を重ねて、全ての音のバランスを考えて、あらゆる音色で収録されていました。

今は、各楽器の挙動が複雑になった分、専門の楽器に特化したようなソフトで溢れて、それぞれ各音色の整合性を合わせるのがとても大変になってました。

で、音源調整という不毛な旅を行ってましたが。。
曲を、書きたかったんですよね。

曲に集中できるじゃないですか。余計なこと考えなくて良いから。。
音に、何かを乗せて表現するのに、あんまり各楽器の細やかな再現。にこだわる。って、意味がなかったんだなぁと。感慨に老けました。

時間ばかり経過して、死を迎えるところでした。
音源調整おしまい。

これ、きっかけをくれた方には感謝しかないです。。


BGM良し悪しの基準は?

BGM良し悪しの基準は?

依頼などに応える際の下記覚え。
そも音に対する感覚は千差万別なれど。
BGM制作は音楽制作と少し感覚が違いました。

音が良ければ良いわけではない。
曲が良ければ良いわけではない。

まぁ、音が良い方が良いかもしれませんが。。
昔のスーパーファミコンのクロノトリガーが未だに名曲たる所以を省みるに。

そう。
まぁ結果的に曲が良いのだけど。。

うんんん。

やはり、そのシーンとサウンドがしっかり結びついてこそ活きるようです。そのシーンをイメージして音を配置する。

例、ただのリズムが、そのシーンの行進に合わせればまさにです。

音に拘るのは二の次なんですよね。
未だに音源作りからやってる。この矛盾。


材料から自作しますか?

音楽製作を、インストゥルメント音源製作からやる。

やりますか?

大きな問題点があります。

楽器一つ作るのに様々な試行錯誤が要ります。
ピアノ、7回くらいはゆうに作り変えてようやく。
期間は半年ほどかかり、その間何もできませんでした。

これ以上ない仕上がりかつ、製品版では実装不可能と思われる純正調律を実現した。

が、調律を変える=他の既存音源と共存が難しくなる。

ということで、普段使いの音源全てを一から作り直し。
およそ一年半ほど時間を溶かしております。

で、いざ、曲作る際に。
そ、演奏して初めて、うまく行ったところとおかしな所と露出するので、今度は楽器の修正に追われます。

最新版の細かな音源ほど、編集作業が大変なものとなります。

曲作るのではなかったのかな??

しばらく、楽器を違和感なく鳴らす、というところに意識を持っていかれました。

その間、作る曲は、出音確認用の曲になってしまい、作品づくりで最も重要な、何のために作るか?がおざなりになってしまっております。

音源は選りすぐりの響きに仕上がったし、扱いやすい万能なものとなりましたが。

で、曲を作るとき。
色んな音源からジャストな音色を選び出して曲に当てはまる。
というのが、偶然にぴったり合った時の高揚感が。

自作音源の中でしか作れなくなると、遭遇できなくなりました。自作に囚われると、世界が限定的なものになります。

大問題だ。

あくまでも自作音源は普段使い用の、厳選に厳選を重ねたもののみにして、これからは膨大な数の既存音源との共演を目標にうごくべきか。、ふむ。、


piano音源構築 I understand!

liner

-dbの変化は直線でした。
ベロシティレイヤーを直線基準で揃える。
midi鍵盤の反応に応じて、後から調整しやすくなりました。

これで、確かに弾いてる感覚でmidi鍵盤を弄れるようになった。

thanks!


そのピアノの見所と短所

いくつか鳴らして、感想。
元のピアノが、ずっと近くで録音された音のため

まさに、弾き手になったような感覚で
そのピアノを聴くことができる。
素晴らしい音源だ。

ただし、主体がピアノになる。
ピアノにクローズアップされた音の。
これをbgmにする場合、音が近すぎる。

遠くに持って行かねば、応用が利かない。

方法

アタックをほんのほんの僅かに削る。
reverb vstで残響音をうっすら響かせる。

そもそも、遠くのピアノの音を使えばいいのだが。。
まさにcinepianoのように、bgm用途の、他と合わせられるという構築に、気がつく。

音の目指す所に、その合わせやすさという点に魅力を再認識。

DTMerだいたい持ってそうなkompleteのピアノは、ソロの視点で作られてて、まずピアノしか目に映らない。他の存在とのmixが難易度上がる気がするのが、あー。と、反省した。