制作環境の心機一転

割りとハードル下げたい人です。
こんにちは(。0 _ 0。)ノ

・ピアノ弾けなくても曲は作れる
・楽譜読めなくても曲は作れる
・付属音源だけでも曲は作れる
・メモリ4GBでも曲は作れる
・キーボード無くても曲は作れる

これまでの創作。曲作り。
なんか何かが無くても作れる意識でやってるみたいな感じでした。

〜があればもっと良い曲がとか、良い音がとか。足りない言い訳。
周りと比べだすとキリがなくなるので、自分なりに工夫しながら。工夫点に強みを見出しながら騙し騙し。

すっごーく制約の多い感じだったかも?
でも、何となくこれまでリリースしてきた曲は、そういった誰でも揃えられるような環境でやってきました。技術的にも貧弱で、音楽的なセンスも平凡なので。誰でも、たぶん。。。
 

そんなステータスで、どんなに時間かけてやても、くいっと素晴らしい音源の即興演奏には音の豊かさが敵わんので。微妙に鳴る時期もあるです。
無い音は生み出せない。それなりに元の良い音源データがあってこそ、曲が活きてくるというやつでしょうか。

 
決して、15年前のMIDI音源でも作品としては劣ってはないのだけどなぁ。。。
曲を描くスピードが、やっぱり既に洗練された音を使ってたら、断然速くなるよなぁ…

 
ピアノも弾けないので、初心者さんが弾くような簡単なメロディしか打ち込めないのも制約。
10何年やっていながら、近所の学生さんたちのピアノにすら付いていけない…
てか凄すぎるんですが、なんであんな皆弾けるんだ…

ぽかーん。。。

代わりに機械演算での演奏は身についたので、ふいふい。
波形をこうやってうねうねさせて、ってのは何となく。しかしてお遊びレベルで終わる。

 

格の違いを感じさせられます(o _ o。)
何か趣味の延長でしかやってなかったんだなぁとか。10何年も。ブランク抱えながら。

 
もうすでに、周りでは、すばらしいい神のような作曲者さんたちが、趣味の延長のようにやってるのに関わらず、神のような作品群を生み出しまくっている。短時間で、お仕事お忙しい中で。。。すごすぎじゃないでしょうか。。

 
制約を自分につけるのは、どうも。
周りがどんなに凄くても、自分に言い訳が成り立つからだったのだろうかと。
ちょと考えさせられました。

新しい音源が来て、PCも最新仕様になりました。
小さいながらもキーボードを鳴らせるようになりました。
ようやっと、皆さんと肩を並べて作曲できる環境。
言い訳の項目を全消去して、やっと人並みに作れる装いです。

 
はあぁああ。。。スタート地点までが。。念願。長かった。

改めて、まっすぐ曲作り始めていきます。
近々有料素材集もリリースします。これは今までの集大成みたいな作品集として。

よろしくおねがいします。


Komplete(12)音源 雑感

これまでLogicの標準音源で作ってた感覚から。
使用PCは、ThinkPad x270 i7 メモリ16GB ディスク500GB現在(1TBに変更予定)

まず音源のサイズに驚き。Komplete12Ultは500GB以上ある。
運用するには、PCのディスクが少なくとも1TBは必要で、バックアップまで含めると別にもう一つ大容量のディスクも用意しなければならない気がしてくる。

さらに演奏の際はすごーくサイズの大きい音声データ扱うので、メモリも相応要求する。
メモリ8GBでは不安。最低16GBは欲しい。

10年前の感覚だと、Logicの場合は標準でディスク30GBほどの音源が付いてます。
30GBでも様々なジャンルを網羅した楽器群が揃い、優秀なEXS24というサンプラー音源で、実際に弾いてるような演奏ができてました。
メモリも4GB(の内どれくらい消費してたか不明)で足りたし、ハードディスクも128GBで全然いけた。

それがおよそ10倍です。
相応のパソコン性能を用意しなければならん感覚。
いかにコストがかかり、相応のスペックを用意するか。
悩ましい〜音源、ultくんでした。

最初のPC選びで、性能は足りてるのか? 感覚で探りながらだった。苦労しました。

一度、windows内にインストールし、試し弾きをしました。
。。。なるほど。次元が違う。

これまでのLogicのサンプラー音源を使う時、鍵盤キー1個に対して1音。という形。
その1音を、どのように響かせるか…という部分に焦点が当たってた気がします。
MIDI譜面があり、その譜面を忠実に演奏する感覚。。

一方でKompleteのメインであるKontaktサンプラー。
この子は、各楽器に応じてパラメータ設定が柔軟にできて、この中だけで演奏形態を確立する感じが。
1キーに対し1音。。という部分に留まらず、演奏モードを変えてコードで弾いたり、1キーにフレーズを割り当てたり、同時押しで低音キーから高音キーまでをスライドするように弾いたり、って、とにかく演奏スタイルの幅が広い!
譜面は1音しかならしてないのに、それをサンプラー側の演奏形態を操作することで様々なアレンジになる。なるほど。さんぷらー

Loop素材を、このソフト内ですぐ使い分けられるように予め設定されてる、っていうのも、ものすごいことです。
従来であれば、この楽器の設定って、Loop素材を切り分けたり、自分でサンプリングしたり、各個人でやってるふうでしたよね。
たぶん、プロの方って、自分でこんなアレンジを作り出せるように設定してたんだろうな。。って背景。

面倒な設定を、1つのキーに割り当てて。その鍵盤一つで鳴らす!
すると、曲作る際にあれこれ技術的な難しいこと考えず、制作だけに集中できる感じ。
鳴らしたい音がそのままポンって出せるのは、!ものすごーーーーく素晴らしいことです。
すべでの音を譜面に打ち込む必要なんて無い! あんま音楽知識なくても、すばらしい楽曲ができるようになるでしょうです。

素晴らしいのは音源のみに留まらず、サポート面も。
公式のヘルプにて、様々なトラブルに対する解決策が用意されてます。
使うなら一度は読んでおきたい。

Komplete。
この音源じたいが、様々なジャンルのスペシャリストたちが創りあげた作品集で、音の集大成みたいなふうに感じました。
とても個人が太刀打ちできるようなものじゃない。素材集。

ピアノ音源だけで5個あり、中のパラメータ設定自由に弄れて、無限大にピアノの音を作り出せる。
そもそも500GBあるので、すべての音を網羅するとかじゃなくて、使う部分を、自分が大量にある中から引き出す感じ。
引き出した人が、そこを使える。存分に。簡単に。技術的な部分を飛び越えて、音楽を作ることに。楽しむことに、心を向けさせてくれる。

すごいですね。

Kontakt音源を使う上で、おそらく重要な点はメモリ管理。

如何にメモリを節約するか。。。
16GBあるうち、16GBまるまる全て音源に使えるわけじゃないです。
元々のパソコンを動かすためのシステム領域。。windowsやMacで約2GBは、別に確保しなければなりません。あとメモリ自体に確保領域が、だいたい0.5GB分くらいは。。
とすると、満足に使えるのは… 10なんGBくらい?

パソコンの初期設定で、ムダなパフォーマンスを削るというのが重要だと感じます。

Windows10高速化 自分で行う初期設定・カスタマイズ
 

あと他のアプリ。。ネットブラウザとか動画とか、立ち上げてると、さらにメモリ食うので、
ホントに、製作時はこれ一つに集中させておきたい感じです。

その為に、ちょと面倒かもなんですが、元々のOSをLinux mintに入れ替えました。
これはシステム稼働にせいぜい0.5GBしか使わないから、残りの多くのメモリを音源に割り当てることができる。
うまく行けばね。。。ただし、KompleteはLinux非対応で、サポート対象外。

Linux に KompletUltって、もはや万人が手を出せる状況ではないんですが。。。
相当打ちのめされますね。。。

製品側が対応する夢、いつかLinuxが主流になる時代を見るなら、ぜひとも。といいたい所。

まぁ無理なら、普通にWindowsとかMacでOKです。
お金出せばメモリ64GBとからくらくですし。(小さなノートPCでは現状16GBが限界だけど)

あと使ってる人達の感覚を思うに。
500GBをどう運用するかっていう、あんま音楽と関係ないところでセンスが問われそうなふうでした。

どうでしょうUltくん。
うちでの制作環境はお気に召したでしょうか?


ノートパソコンの選び方 DTM編

DTM用のPCを買い換えるタイミングになり、色々と調べたのでまとめてみます。
パソコンの性能の見るべきポイントは主に3つ。優先する順に

・CPU…中核となる計算処理スピード
・メモリ…一度に計算できるデータ量
・ハードディスク容量…内部に保存しておけるデータ量

一番ポイントになるCPUから解説

CPUについて

CPUは、だいたいintel製が主要。型番がいくつもあって訳わからん。
見分け方としては、どの年代の、どのグレードか? という部分に焦点を宛てます。
intel製のCPUがどのように進歩して、どの年代辺りが性能のバランス良いのかチェック。

Intel Coreシリーズ「i3 / i5 / i7」世代一覧と性能差まとめ

まず年代について

ここから比較すると「2017年製(core第7世代)」と「2018年(core第8世代)以降」では、大きく性能の開きがあることが伺えます。
ThinkPadという13インチノートPCに使われてるCPU性能を2017年製(x270)と2018年製(x280)とで比べてみると、こんな感じ。


















名前 コア数 1コアの処理能力 消費電力
Core i5-7300U 2コア4スレッド 2.60 GHz 15w
Core i5-8350U 4コア8スレッド 1.70 GHz 15w

大きな変化は、

coreが2倍
その分1core辺りの性能を落として
総合的に、処理性能は1.3倍くらいに増えた!

このCPUはパソコンに固定で後から変更利かないので、どれを選ぶかはCPUで比較するのが基本かと。
ちなみに第8世代から第10世代くらいにかけては大きく性能の変化がないので、値段とかも考えると、

CPUは第8世代辺りが狙い目なんじゃないかなと思います。
見分け方は、core i5 8000番台とかだったら8世代。
これが core i5 7000番台だったら7世代。

後ろの数字が9000番台なら9世代
10000台なら10世代です。

次にグレードについて

グレードは、i3とか、i5とか、i7とか大きく3つあります。
これは、まぁそのままグレードです。数字が大きいほど高性能です。

標準的にはi5が基本性能。
i7は、一段上に優れている。
i3は、グレードが下。

まぁ、選ぶならi5かi7です。

しかし、最も重要視するのは年代で、その後にグレード。別にi5でも構わんのやないかな?くらい。
すると総合的なCPUの性能は、なかなかいい感じのものを選べると思います。

CPUの重要性

CPUを重視するのは、何と言っても同時発音数の上限解放。
って、2011年製のMacbook Air13インチ(core i5 2コア 1.7GHz)でも、初期音源程度なら全然余裕なんですけどね。2割くらいのCPU消費量。

まぁ作る主要ジャンル「オーケストラ」を目指すなら、ノートでも最低15インチかな。。てかデスクトップ推奨だと思う。
そう、たくさんの楽器(しかも高音質のやつ)を編成して作る曲とか、CPU消費しまくるので。
スペックの大変さは、現実の編成にしたがって上る感じがする。
 
私は、ソロ楽器の響きを重視するからそこまで要らないかな…

 
それからリヴァーブ効果(空間残響の効果)や各種エフェクトをどれくらい余裕で扱えるか。エフェクトも演算処理でCPU消費する。
あとは物理モデリング音源、主にはSWAMバイオリンとか、CPU演算でリアルな音を作っていくような特殊音源を、どれくらいのトラック数挿せるか。。

SWAMを1トラック挿すと、だいたい1coreの1.6GHz分くらい処理を持ってかれる。
スムーズな動作のためにCPU消費は6割くらいに抑えたいんで、
第8世代のIntel Core i5(PC13インチ版)で2つ、ギリギリ3トラック使えるかどうか。(とはいえ、SWAMみたいな音源は1曲に1トラックで十分だろうとも思うけど…)

まぁ、性能的に十分ではないかな>?と思われます。

ちな、15インチタイプと13インチタイプでは、積み込めるCPUに大きな差があるみたいで、
よりCPU性能を重視するなら15インチのPCを選ぶと安心です。画面も広々使えて素晴らしい。
うん、一般的には15インチノート推奨。

その分金額や重量も上がって、消費電力も3倍位。
私は、その辺の事情で13インチ派です。
 
  
ちなみにデスクトップPCだと、ノートPCよりさらにCPU性能高くなるけれど
消費電力がさらに倍になるのと、常に電源プラグを繋ぐという制約が、私には重すぎて却下。

次にメモリについて

次はメモリ。どれくらいのデータ量の楽器を1曲に挿せるか?という部分。
メモリで、一度に扱える高品質音源のトラック数、音質の解像度が増えます。

 

以前4GBのメモリを使ってました。2011年から2019年まで。
サンプリング音源の目安は、だいたいCD音質のもの。DTM初期のソフトに内蔵されてる楽器の音もこのクラスです。
44100Hz 16bit × 2 ふむ。まぁそんな感じの。だいたい音が人の可聴領域のギリギリ20000Hzくらいまでカバーできる感じです。

4GBあれば全然余裕に動かせる感じでした。
これを基準に考えますと。後で買い足す前提の有料音源について。
 

(有料音源は持ってないので、ここは概算で話します)

この有料のサンプリング音源によって、格段に音質が上がってきてまして。
96000Hz 16bit × 2 とか
192000Hz 16bit × 2 とか

どうかしたら下が24bitとか、32bitとか。。だいぶだいぶ音の解像度が上がってきてる。
その分、扱うデータ容量も数字の分だけ倍になってる感覚です。
192000Hzのやつとか、10万Hzの高音域付近までカバーできるとか、倍音素敵だと思うよ。

あ、メモリだけじゃなくて、
それらの同時発音数でCPUも食うけど。

 

ただし一般的なCD音質は、44100Hz 16bit × 2です。その倍くらいで十分ではないか? という感覚は現状ある。
つまり以降は、ハイレゾ対応音源とか、もしくは製作時にしっかり聴くために、必要となる性能でしょうか???

将来性も考えると16GB〜。
しかし後で付け替えができるPCもあるし(後で変更できない場合もある)
8GBとかでも、まぁOKなんじゃないかな>?って思う。わかんないけど。

16GBだと良いのかな? まぁ予算が許すなら。

最後にハードディスクに関して

ハードディスクについては、転送速度の早いSSDであれば、まぁ後は容量をどれくらいっていう問題。
8年前のMacbook Airで128GBだったけど、当時はぜったいこんな使えるわけ無い!って感じだったのが、
年々1ファイルあたりの容量がでかくなっていく時代の流れ、もう今では残り10GBをかつかつで、かつかつ。
だましだまし使ってる。

ゲーム容量とか一緒にしだしたらダメですね。すぐ満杯。
ってことで、DTM専用と切り分けたほうが良いのかな。
 

まぁ、最低500GBは居るかもしれませんね。1TBあると安心。
音源をストックするにも、最近の有料音源はそうとう容量デカイので。

そんなもん。

 
という前提のもと、予算やら何やら感やらのトータルバランスで、
2019年度のおすすめDTMノートPCを挙げていきたいと思います。

つづきは次の記事にて。

候補に上がったノートPC 2019年度版


時の迷い人 曲作り再開のお知らせと、初のCDリリースについて

こんにちは、前回の音楽素材更新から丸2年くらいになります。
時の流れは無常で、気づけば時代に取り残されていたようです。
動画や高音質音源が主流になり、大容量ファイルが容赦なく飛び交う…(‘ ‘*)

昨今の音源は、ものっすご迫力と綿密さを兼ね備えた響きだなぁと思う傍ら。
ようやくLogic9(約10年前の音源)の扱いに慣れてきた。

最近になって素材曲の更新が再開できてきました。

 

今更感。。。
ちょっと更新止まってた経緯を書きます。

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音楽を作る夢

せみなーを受けてるような夢でした。
どうやって音楽作品を作ればいいか。

アフリカンな感じの方が聴衆席に座ってて
参加者なのに私が前に出て、教わった内容の実演とかしてた。

そう、これは「火」のイメージ。
アフリカンな方が、リズムを奏でて云う。
燃える火、皆で薪を囲んで踊るリズム。この音色が火のイメージを想起させる。

ダンダダダンッダダ
ダンダダダンッダダ
ダンダダダンッダダ
ダンダダダンッツツ

 

あなたに火のイメージが宿った。
これで火の曲が掛けるよ。

 
「こうして、一つの曲が作れるようになります」

どっからか講師の人がおっしゃいました。

 
「なるほど、では氷の曲が描きたいときは、氷のイメージを取り入れるのですね」
 

うむ、アラスカに棲む方のイメージに入って奏でよう。
氷の音。カキンカキン、キンキン、キン。

氷の音がやdる。
擦れば、火の音、氷の音、描けるように鳴る。

そして、それらを組み合わせる。
火と氷、自分の中で別々に組み合わさって、新しい音楽ができる。

×要素分くりかえし。
 

そっかー、そうだったかー。