食べ物は土地の記憶
食べるのが好き。
食べ物は富の象徴。
という考えがある。
なぜそうなるのだろう?
それは、食べ物は記憶を宿しているからだ。
と、誰かが言ってました。
土地の記憶、土の記憶、降り注いだ雨、太陽の光
それらのエネルギーが凝縮されて、実に宿っている。
それを私達は食べている。
郷土料理という言葉がある。
地産地消という言葉がある。
それを食べることは、その土地の記憶を受け継ぐということ。
その場所の大地を踏みしめ、風の匂いを感じながら
その土地の食べ物を頬張るのだ。
瞬間、土地に根付いた独特な雰囲気や歴史を舌で感じ、自分の記憶の一部にすることができる。その記憶が、自らの財産となり力となる。
富の証は、そのエネルギーからきている。
吟遊詩人は、各地を旅歩きながら、幾土地もの記憶をその身に宿していった。
そして、その記憶を伝え歩いては、その場でお捻りを頂いて生活の糧としていた。
(と同時に、富を構築できる資産=記憶の設計図がとんでもなく増えていた)
と想像できます。
今もね、郷土料理を味わおうと思えば、できると思う。
現地で採れた食べ物をたべると、その土地独自の風格を、身に沁みて味わえます。
それがとても嬉しい。
戦後、大量生産でぐわーって画一化するのは失敗だったね?
記憶が削がれてましたですよ。
はいはい、ふっかつふっかつ(。◕ ∀ ◕。)ノ
コメントを残す