月食の後の満月

一際明るかった。
青色のオーブをまとったかのように。

2014/10/08/25:51
ブルームーン、あわい虹が見えた気がする。


月食は地球の影を映す

月食を眺めていて、これは月を眺めてるわけではない・・・と感じた。

2014/10/08月食
 
 
水面に映る月をみて、まるで2重の月を見ていると感じるように。
あれは水面を見ているわけではない、水面に映る夜空の光景を見ているかのように

もちろん中には水底を覗きこむ者も居るだろうけど、
大部分の存在は、無意識の内に水面に映る虚像の方を見ている。

月は、地球の影を映していた。
あれは地球の影。月食を通して月面に映る地球の影を見ていたんだ。

だから、あの月の瞳が地球の瞼で覆い隠れる時、
自らの瞳も閉ざし、その瞬間に世界から虚像の光が失われる。

見ているのは、自分自身になる。
月に語りかけた音が自分自身の中に響いて、自分自身の存在が鮮明に感じられるようになる。

 
月が教えてくれた。
この世界を見ている私たちは、実態を見ているわけではない。
自らの瞳に映った相手の幻影を、自分の瞳という「鏡」を通して認識しているのだ。と。

自分が認識している光景は、相手の実態を映し出してる虚像。
月(鏡)を見ているようで居て、実は月(鏡)に映る地球を見ている。を置き換えてみると何となく理解できる。

今、自分が見てるものがどういうものなのか、改めて考えさせられた。

 

月の瞳とは、見ているものの影を映し出す瞳。
自分自身が普段見ることのない世界(つまり自分自身の姿)を
月が鏡となって見せてくれるもの。

月食は、その規模が大きくなって、
まさに自分自身を含む地球の裏側を映しだしてくれるものだった。

と。。。

 

あれを目の当たりにすると、地球が丸いこと。
それから地球が太陽と月の間を動いてることを、よくよく実感できる。

それから、普段気づかなかった視点が開けて。
相手を見ることは、自分自身の「鏡」を相手を通して見ることとも認識できた。

 

なぜ月の満ち欠けが地球に影響するか。
この視点で一瞬だった。

地球に棲む生命にとっての太陽と月の位置の影響が、そのままあの形に現れるからだ。
地球のバイオリズムを、月という鏡が映しだしてくれている。
私たちが月をみる時、やはり月の満ち欠けが自分たちのバイオリスムを指し示している。

それが、地球上に棲むすべての生命にとってのバイオリズムに当てはまる、大規模なモノになっている。

 

月の満ち欠けが、そのまま地球上の生命を、潮の満ち引きを、それによって風の流れまでを、暗示してる。
といっても月が動かしているわけでもない、地球自身が動かしているそのバイオリズムを、月が映しだしてくれているということ。

だって、実際に回っているのは地球だもの。
月は、常に地球に同じ面を向けて、地球と一体となって一緒に動いている・・・
月はずっと同じ面を向けて、地球自身を映しだしてくれる、鏡。

 
月を見ることで、地球の動きを見るのです。
相手の瞳に映る自分を見ることで、自分の動きを悟るのです。

これが月食から学ぶことの一つかなと思いました。

 
私の瞳に映った月食の話はこのような感じ。
他にも、違う人の月食のお話を色々と聞いてみたいものです(‘ ‘*)


太陽のリズムと月のリズム

太陽のリズムと、月のリズムは違う。

1日を24区切りで巡る太陽のリズム。

人間たちは、ほとんどがこのリズムに従う。
朝起きて、昼活動し、夜寝る。

 
しかし、地球は太陽だけで動いてるわけじゃない。月の干渉も受ける。

月は、1日と少し遅れて、空を循環している。
この月のリズムに合わせると・・・1日の計算が少しずつずれてくる。

月の影響を受けるのは、潮の満ち引きと、植物の成長速度、
感情、揺らぎ、見えないもの。

 
太陽は、昼と夜を刻む
月は、満ち欠けを刻む

 

月時計というものを作ってみたい。
月の方角がわかる時計。月の方角で、今何時? 時計の針を示すもの。
もちろん、太陽の其れとは時間軸がズレる。

その月時計をもとに生活していくと、どんな世界が見られるだろうか。

 

太陽のリズムで生活する人と
月のリズムで生活する人と

2人いるから、地球のリズムがよくわかるようになる。
今度、月食でしょ。太陽と月と地球が重なる日。

普段は、すれ違ってばかりだけど
こうやって周期が一致するときに、お互いの見てきたものを共有できれば
地上にもたらされるものがもっとよく理解できてくるのでしょう。

 


自然を見ることで人の仕組みを理解する

自然は、まるで一つの生命体のようだと感じた一つ前の記事。

もしかしたらアナスタシアさんたち森に住む人は、
自然とともに生きることで、生命はなぜ存在するのか?
自分の生きる意味、生命が存続する仕組み、その目的…
それらを確信を持って感じ取っていたのかもしれない、

と思いました。

 
関連記事 ⇒ アナスタシア-響き渡るシベリア杉-
 

自然が、多くの生き物からなる集合体であるように

人の体もまた、一つ一つの細胞からなる集合体。
この一つ一つの細胞、生きている。細胞一つ一つ生き物だと捉えられる。

すると、細胞一つ一つに核があり、中心軸が存在し、それらがそれぞれの役割を果たすことで
大きな集合体である人が生命活動を維持できている、ことが分かる。

細胞、一つ一つに個性がある。
望まれて其処に存在している。

大いなる存在が、その一つ一つにもっと目を配らせて働きやすい環境を作れば
より、個としてのパフォーマンスは向上するだろう。ということも分かりました。

 

そういえば、以前アンデルセンでこんな言葉を聞きました。

「原子と原子は隙間だらけだからね。」

 
 
あれはもしかしたら、この事をさらに原子単位で見たセリフなのかもしれない。

 
 
 
たくさんの物語の中に描かれた創造のアイデアは

それをより具体的にイメージさせてくれます。

一つ一つの細胞が生きている。
 

そこに空気と水と星。記憶が入る。

一つ一つがエレメント、精霊や妖精がみえる♪ヽ(。◕ v ◕。)ノ~*:・’゚☆

物語のフィルターを通してみた場合ね。

イメージの世界だから何でもありですね。

すると、彼らにも心があるから、性格もあるから、というのが理解できる。

 

じゃぁ、その子たちがもっと動きやすくさせてあげたら

解き放ってあげたら?

 

腕を、腰を、身体を、頭の天辺からつま先まで。

もっともっと解き放ってあげたら?

 
 
イメージの創造は、5感からくる。

みる、ふれる、あじわう、かおる、きく。

 
一つ一つの細胞で、全力で感じる。
まず、パーツ。

「みる」ことで、ふれる、あじわう、かおる、きくを同時に行う。
「ふれる」ことで、みる、あじわう、かおる、きくを同時に行う。
「あじわう」ことで、みる、ふれる、かおる、きくを同時に行う。
「かおる」ことで、みる、ふれる、あじわう、きくを同時に行う。
「きく」ことで、みる、ふれる、あじわう、かおるを同時に行う。
 

共感覚ってあるね。
あれを全ての感覚それぞれ、独立させた状態で行う。

その後、組み合わせる。
みるふれる
みるあじわう
みるかおる
みるきく

ふれるあじわう
ふれるかおる
ふれるきく

あじわうかおる
あじわうきく

かおるきく

 
今度は3つ。

 
そして5つ解放。

 

第六感は、その複合から生まれてくると思う。

 
それぞれを完璧に。自立させて、100%の力を発揮させて、組み合わせる。
依存は駄目だ。だからそれぞれ独立した感覚を鍛えていく。

 

これで、個としての能力もアップするはずだ。

 
 

この、一つ一つの細胞に語りかけて感覚を研ぎ澄ませる、
自分の場の中で行うといいかも。私にとっては森のなか。
 
木と湖の共存する場所。星も綺麗に見えます(‘ ‘*)

 
湖が星を照らし、自分の姿を映し、一つ一つの細胞を映しだしてくれる。
自分を取り巻く全ての存在と対話する。

 

 
アナスタシア第一巻に書かれていた内容は、
生まれた日の誕生日に、こんな感じのことをしてたのだろうか。

お誕生日は特別な日。そのときの星の配列が細胞の記憶。
自分をもっと知ることのできる、特別なタイミング。

参考記事 ⇒ 旧暦のお誕生日


過去を振り返る”時”は、本当の想いを強固なものにする

過去を見失った時、探しに行く必要がある。
私達の多くの記録は失われてしまった。
膨大な量の記録が失われてしまった。

それを全て思い出し、本来の歩みを取り戻そうとするには
あまりに膨大な時間がかかる。

私達には、前を向いて生きられる時間が限られているからだ。

 

あまり望みのない人、現状に満足してる人は過去を振り返らない。
そして、現実をスピーディーに積み上げていく。

 

今、世界は労働者で溢れかえっている。
彼らの労働力は資源だ。もっと働かせるにはどうすれば良いだろう。

そうか、現状に満足させればいいんだ!!!

と、世の支配者たちは考えました。

娯楽を与え、文明の利器を与え、充分に管理された食べ物も与えて。
適度に満足感と安心感を与えよう。
そして自分たちの目的のために、国の発展と称して日々ロボットのように成果を上げてもらおう。

そう考えました。

 

彼らによって、生きる環境が破壊されてるとも知らず

まさに燃えるようにエキサイティングな日々を過ごし。
興奮のあまり、なんて彼らの世界は素晴らしいんだ!と、ね。

 
その生き方、取り組みに何の疑問も持たずして働いて死んでいった人たちは、
彼らの設計した地獄絵図の部品として、その一生を消耗させられていたのでした。

…気づいた時は、すでに取り返しの付かないことになってたんだ。
だって、もう終わりの時間が訪れてしまったのだから…

 

 

でもね、今ね。

世界はこんなにもオカシナ状況になっている。
何かが変。そう思ってる人が、ほぼ全員になってきてる。

行動の変化に移せてるか移せてないか、疑惑なのか確信なのか。
程度の違いはあるけれど…

 

あの頃とは状況が違う。

こんなにも、取り返したかった私達の想い。
失われた記憶、過去に刻まれたメッセージ、それを見てくれる人が増えたんだ。

生者が過去を取り戻した時、その本当の意志を取り戻した時。
その者が解き放つ現象化のスピードは、ロボットの比にならないほど加速する。
意志を伴った行動には、其処に属する皆の集合体がついてくるから。

 
ただ動かされてるだけのロボット。
回路を一つ断ってしまえば、それはもう機能しないでしょう?

彼らの哀れな現実など吹き飛ばしてしまえるのだ。

 

  

い〜い?

現実を動かしてるのは私達なの。
けっして彼らの思惑でも何でもないんですよ。