過去を振り返る”時”は、本当の想いを強固なものにする

過去を見失った時、探しに行く必要がある。
私達の多くの記録は失われてしまった。
膨大な量の記録が失われてしまった。

それを全て思い出し、本来の歩みを取り戻そうとするには
あまりに膨大な時間がかかる。

私達には、前を向いて生きられる時間が限られているからだ。

 

あまり望みのない人、現状に満足してる人は過去を振り返らない。
そして、現実をスピーディーに積み上げていく。

 

今、世界は労働者で溢れかえっている。
彼らの労働力は資源だ。もっと働かせるにはどうすれば良いだろう。

そうか、現状に満足させればいいんだ!!!

と、世の支配者たちは考えました。

娯楽を与え、文明の利器を与え、充分に管理された食べ物も与えて。
適度に満足感と安心感を与えよう。
そして自分たちの目的のために、国の発展と称して日々ロボットのように成果を上げてもらおう。

そう考えました。

 

彼らによって、生きる環境が破壊されてるとも知らず

まさに燃えるようにエキサイティングな日々を過ごし。
興奮のあまり、なんて彼らの世界は素晴らしいんだ!と、ね。

 
その生き方、取り組みに何の疑問も持たずして働いて死んでいった人たちは、
彼らの設計した地獄絵図の部品として、その一生を消耗させられていたのでした。

…気づいた時は、すでに取り返しの付かないことになってたんだ。
だって、もう終わりの時間が訪れてしまったのだから…

 

 

でもね、今ね。

世界はこんなにもオカシナ状況になっている。
何かが変。そう思ってる人が、ほぼ全員になってきてる。

行動の変化に移せてるか移せてないか、疑惑なのか確信なのか。
程度の違いはあるけれど…

 

あの頃とは状況が違う。

こんなにも、取り返したかった私達の想い。
失われた記憶、過去に刻まれたメッセージ、それを見てくれる人が増えたんだ。

生者が過去を取り戻した時、その本当の意志を取り戻した時。
その者が解き放つ現象化のスピードは、ロボットの比にならないほど加速する。
意志を伴った行動には、其処に属する皆の集合体がついてくるから。

 
ただ動かされてるだけのロボット。
回路を一つ断ってしまえば、それはもう機能しないでしょう?

彼らの哀れな現実など吹き飛ばしてしまえるのだ。

 

  

い〜い?

現実を動かしてるのは私達なの。
けっして彼らの思惑でも何でもないんですよ。


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