説明口調の描写って
なんか説明口調の下りがあるじゃないですか。
この「名所」はウンタラカンタラでこういう過去があってスペックはこれくらいで初めての印象はこんな感じでこれからこの「名所」でこんなことができたらいいな〜期待感含めて7行半くらい文字がだら〜って続いてるやつ。
あれ、なんというかチープな印象を受けてしまうのでした。
芸術的な文体の綴りから一変、説明口調の長文が入ると、高音質のクリアな音源から突然チープなFCサウンドでメロディをベタベタに演奏しだすかのような。
なんとも三文小説のようになってしまいあがる。
もちろん、ストーリーのあらすじを綴ったり舞台背景を手っ取り早く読み聞かせるにはそれが一番。
説明口調で案内役の登場人物にでも喋らせればイイ。
しかし、こういう箇所は読み飛ばしの格好のカモ。
めんどくさいから読み飛ばしますよ。
描写はどのみち、物語の進行していくうちに少しずつ見えてくるものだし。
一気に見せずに、少しずつ視点を変えながら発見していくことで、
あたかも共に未知の場所を探索したような気にもなる。
とりあえず舞台設定は下書きの段階で書いておくけど、描写はどんどん削って後で調整していったほうがいイイかなと思うようになった。書き綴るのは、語り手の視点で注視スべき箇所のみの方がスマートで良い。世界設定とかの描写は、進行に関係なければどーでもいいものだ。
という感じで、色々と修正点が多いようです。
コメントを残す