難を逃れたもう一人の存在

見た夢の情景。
今回の場面、夢の場面を「見る側」に回っていた。
 
男の子が居た、仕組みから逃れるべく奮闘した一人
あの子は相撲を通じて「覇気」を学び、監査員の強制力を跳ね除けたみたい。

その後の彼は、旅館の下働きとしてお客さんを接待する仕事についたようだ。
彼は羽織りを操る貴族の子のようでもあった。

そこに一人の女の子のお客さんがやってきた。可愛い女の子だった。
彼は一目見て気に入り、羽織りを繰る技を披露して女の子を喜ばせた。

 
彼は2度めに技を披露した時、彼女の袖を自分の羽織りと合わせた技を披露した。
なんとその時、女の子は自分の手をとり、そっと袖から自分の糸を伝わせ、羽織りを修復しようとした。

彼は驚いた、その技は少しでも糸がズレれば彼女自身が死んでし舞うことを知ってたから。
でも、彼女は「私に任せて」というふうに、一生懸命縫い合わせた。
彼はその凛とした彼女の意志の強さ、自分のために羽織りを修復してくれるという姿を見て、惚れた。
この子を一生守りぬいていこうと心に決めたのだった…

そんな情景が見えました(‘ ‘*)

なんか平安っぽいが…どの時代をモチーフにした物語かな?


そこに何もなければ、僕を連れて行こうとはしない

それは、拒絶の意志を発した言葉。

>> 続きを読む


嘘の代償

嘘の言葉は、自らを崩壊させる

嘘を放った存在には、常に矛盾がつきまとう、危険な言葉。
嘘を孕んだ存在は、矛盾によって自らの居場所を無くしてしまう。

例え善意であっても、嘘は自滅の言葉。

嘘は、それを隠すためには、さらな嘘を重ね続けなければならない。
嘘を重ね続ける、しわ寄せの連続。矛盾が膨れ上がる。矛盾とは存在しないことの証明。
それは倍に倍に膨れ上がり、最後には放った存在のもとに返ってくる。
そのとき、存在しないことの証明が嘘自ら為される、「自分のついた嘘の世界」そして「嘘の上に成り立っていた全ての存在」が消え逝くことで、矛盾が精算される。

根本が嘘で出来た世界の上では、全てが、徒労に終わってしまうのだ。

 
だから、嘘の言葉は自滅の言葉。破滅の罠。
嘘に乗っかってはならない。そうなっては、自らも何れ消されてしまうであろう。

  
 
物語でもそう。存在し得ない嘘の世界は矛盾だ。
ついには、その物語の存在自体が忘れ去られてしまうものだ。
最初から存在してなかったみたいに。記憶にすら残らない。

それが、嘘の代償。

 
真実に向き合うことが生きる強さだ。

物語を編む時、よくよく吟味する必要があるのは、この部分。
物語は「演ずるもの」「それを見るもの」そして「場」によって編まれる。
嘘は、物語の「場」においてはけっして存在し得ない。決して。


お骨は全部、拾って還るね

骨の重要性は2〜3個前の記事にて


葬儀場では、火葬をした後、骨を拾う作業がある

九州では部分納骨が主流のようだ。
その葬儀場の方の話によると地域によって違うみたいで
関東では骨を全部拾う「全納骨」その分、骨を収める骨壷は大きい。

 
九州では部分納骨が主流のようだ。壺が小さい。
ミスった、前もって知ってたら、もう一つ自分用の壺を持っていったのに!!

小さな骨壷。半分くらいしか持って還ることが出来ない。
入りきれなかった骨は「市」が責任持って処分するという。

いったい、そこで何が行われてるのか!?
聞いてて恐ろしくなった。

 
特に何もないにしても、これは致命的だ。
骨は全部、拾って帰った方がいいだろう、と思う。
否、持って帰った方がいい!! と断定する。

知らないところで死者の骨を冒涜されてみよ。
疑いの目をそこに向けなくちゃならないじゃないか。
これは遺族の責任なのだ。

火葬したなら、遺族が全部を納骨するのは当たり前だろう?

 
部分納骨は、残された家族にとって致命的な取り決めだ。
メリットがわからん(o _ o。)


しをくるひと

しをくるひと

その名を連ねしもの
汝よ、その名は違えしモノよ

墓標に刻みし晩年の
募る想いに碑を溶かし

幾千年の時のこえ
現世の骨に移り宿らむ

死送る火と
詩を繰る人