言語が伝わらない人に伝えるとき
耳が遠くなってしまった、おじいちゃん。
歯が抜けて舌がまわらず、上手く話せなくなった、おじいちゃん。
いつものように、普通に話してみた。
何言ってるか聞こえない人みたいだった。伝わらないんだ。
逆もそう、おじいちゃん、ろれつが曖昧で、何を話してるの分からない
何を言ってるか、殆ど理解できない
同じ日本語を話してるはずなのに、通じ合う言葉がすれ違ってる。
!!!
「こんにちは、おじいちゃん具合はどうですか? あきのです分かりますか? お見舞いに来ましたよ。お元気にされてますか? 早く良くなって欲しいです」
↑ 長ったらしい文章にするからイケないんだ><
↓ だから、話し方を変えた。
「こんにちは」
「あきのだよ」
「お見舞い、来た」
「元気?」
「早く、良くなる、ね?」
一言、一言、単語だけ、
単語だけに全てを込めて伝える。
的確に、要点を、意志を、伝える。わかる。
そのように、話した
言葉のあまり伝わらない存在
赤ちゃんにも、
耳の聞こえない人にも、
違う言語の人にも、
人以外の動物にも
そのように、話してみたら…
一言、一言、単語だけ、
単語だけに全てを込めて伝える。
的確に、要点を、意志を、伝える。
聴く時も、たぶん一緒。
一言、一言、理解して、繋げて、意志を、汲み取って、
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