絵かきの恋
絵かきが居た。
彼は、花を愛する女性に恋をした。
彼の持ち物は小さな家と絵の具。
それらを売って、溢れんばかりの花束を彼女に贈った。
そんなお話が、ある。
それを、どうして売ってしまったのだろう。
どうして、一瞬で消えてしまう花束に全て変えてしまったのだろう。
家も、作品を生み出す道具も、全てを犠牲に、燃えるような。。
一瞬だけ咲き誇る花束を、彼女に与えて。
彼はもう生きていけなくなる。
何がしたかったのだろう。
それほどまでに愛したのか?
そんな犠牲を伴うものは重たいだけのような気がするが…
もう諦めていたのか? 無理だと分かって、せめて記憶に残りたかったのか?
何をやっているのだろう。
あまりの短絡的な思考に、考えさせられる。
彼は自ら生み出すことが出来るものを燃やして、一瞬の煌きに変えた。
生命の次に必要な仕事道具を売っぱらってしまったらしい…
おぅまいが!!!
もし、彼女の立場から取ってすれば、たとえ一瞬は贈り物に感激しても、
その彼が生活を犠牲に全てをなげうったと分かったら失望するだろう…
ありゃ、こんな人。私養えないわ(。◕ ∀ ◕。)ノ
勝手に自滅されても…(o _ o。)
私にこの花どうしろと。。。???
そんなお話が、ありました。
お花の絵を贈ればよかったのにぃ…
おしまい。
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