Linux mint 19 Cinnamonの初期設定・使い方

(2019.11.02執筆)

Linux mintの公式サイトには、日本語のマニュアルが用意されてるのでDLして目を通しておくと良いかもしれません。

Linux mint 公式マニュアル(日本語)


Linux mintのOSは、初期の設定方法がwindowsやmacとは違い「ターミナル(端末)」(Ctrl + Alt + Tで起動する)で文字列を打ち込んで...というのが主流なようです。(もちろん設定画面からも普通に行えます)

Linux Mint 端末

最新のパソコンに慣れてしまっていると、真っ黒な画面に文字を打ち込んで操作って。すご〜く原始的で、分かりづらくて、ハードルが高いように思えます。 しかし、特定の文字列をそのままコピーして貼り付けて!っていう操作を覚えると、マウスとは比較にならないほど、ものすごく操作が早いのです。

どなたでも使い慣れたら、徐々にターミナル操作に移行するかもしれません。 最初は不安かもしれませんが、ようは慣れが肝心というところでしょうか...私は今の時点で全く慣れなくて、早くもFilerとかエクスプローラーが恋しくなっておりますっl(そっちでも使えます)

Linux mint 19 Cinnamonインストール後、初めにやること

初期設定では、インターネット環境が必須です。だいたい1GB行かないくらい通信しますので、wifi環境があればそちらで。

  1. ファイアウォール機能のONを確認する
  2. 公式リポジトリ?を日本のサーバーに設定する
  3. 更新プログラムをアップデートする
  4. 標準の日本語フォント・日本語化パッケージをインストールする
  5. キーボードの日本語入力を確認する
  6. システム ⇒ ウィンドウ操作の設定を最適化
  7. システム ⇒ トラックパッド操作を最適化
  8. システム ⇒ デスクトップにゴミ箱を表示
  9. システム ⇒ スクリーンセーバーを完全無効に
  10. Firefoxの検索エンジンをGoogleに変更する
  11. 標準フォルダ名をアルファベット表記に変更する



だいたい最低限やることの優先順位。

エキスパートの方はこちらを見ると早いかも。ほぼ最新の情報に更新されてて、もっと踏み込んだ所までカバーしてるので。 「この度はお世話になりました(' '*)」

Linux Mint 19.x: インストール後やっておくべき 30 選


私のページでは、ほそくてきな感じで、初心者の視点から手順を追っていこうかと思います。
私自身がLinux初めてなので、覚え書きとしてメモ。

ファイアウォールの設定を有効にする

まず最初に、ファイアウォールの設定が有効になっているかどうか確認します。重要なセキュリティに関する部分。 もしかしたら初めはOFFになってるかもしれないので念のため。

メニュー ⇒ システム設定 ⇒ ファイアウォールより

Linux Mint ファイアウォール設定

画面のとおりStatusを有効にして、"Incoming: Deny"、"Outgoing: Allow"とすればOKです。

公式リポジトリ?を日本のサーバーに設定する

次に、公式リポジトリを日本のサーバーに設定します。(主なソフトウェアをDLする際にどのサーバーからパッケージをDLするか? といった設定)
スタートメニュー ⇒ システム管理 ⇒ ソフトウェアソース ⇒ 公式リポジトリで設定項目に行けます

公式レポジトリの設定

だいたいこんな感じで。

公式レポジトリの設定

ミラーサーバーは、その時の回線状況の良い所を選ぶとGoodかと思われます。

更新プログラムをアップデートする

公式リポジトリを設定した段階で、キャッシュが更新されました。このまま端末を起動(Ctrl + Alt + T)して...
以下のコードをコピー(Ctrl + C)⇒ 端末(ターミナル)上で貼り付け(Ctrl +Shift + V) ⇒ ENTER押します!
sudo apt update && sudo apt upgrade

更新プログラムを起動するためのコード。

端末で更新プログラムを展開

この状態でENTERを押すと、端末が動作を読み込んで反応を返します。

あ、パスワードの入力が求められましたので、インストール時に設定したパスワードを打ち込んでENTERします!


端末で更新プログラムを確認

で、更新ファイルの確認が表示された後、〜〜〜だけのディスク使用量を消費するけど、いいかい??みたいな反応が返ってくる。 いいよ〜(。◕ ∀ ◕。)ノ ってことで「y」を押してENTER押します!


端末で更新プログラムスタート

更新が始まりました。端末上に動作状況のレポートが走ります(' '*)
うん。見た目の表示を捨ててる分、更新に集中してる感じです。良いですね〜。

回線状況によっては時間かかると思います。のんびり待ちましょう。


端末で更新プログラム完了直前

インストール直前の状況。この表示が終わったら更新完了です!
え?終わったの?? っていうくらいあっさりした反応。そんなもんです(' '*)

標準の日本語フォント・日本語化パッケージをインストールする

mint 19.xでは、未だに日本語の公式サイトが18.3のまま止まってる(執筆時点)ので、どうにも手動で日本語の標準フォントや日本語化パッケージをインストールする必要があるみたいです。やってみましょう。以下のコードを端末に打ち込んでENTERします。
sudo apt install language-pack-ja language-pack-gnome-ja fonts-takao-gothic fonts-takao-mincho fonts-takao-pgothic fonts-vlgothic fonts-ipafont-gothic fonts-ipafont-mincho libreoffice-l10n-ja libreoffice-help-ja firefox-locale-ja manpages-ja thunderbird-locale-ja ibus-mozc ibus-anthy kasumi ibus-gtk ibus-gtk3 poppler-data cmap-adobe-japan1 fcitx-mozc fcitx-anthy fcitx-frontend-qt5 fcitx-config-gtk fcitx-config-gtk2 fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 mozc-utils-gui fcitx-frontend-qt4 fcitx-frontend-qt5 libfcitx-qt0 libfcitx-qt5-1

こんな感じで。そろそろ慣れてくるでしょうか。うーむ。。。

日本語フォントインストール

キーボードの日本語入力を確認する

ここまでの更新が完了したら、念のため再起動します。
で、試しに検索バーで日本語を入力してみますか。打てた???


。。。。私は打てませんでした(o _ o。)

aaaaaaaaaaaaaaa

かなを切り替えようとしても、日本語入力できない。
どうやって日本語入力するの? といった壁にぶつかります。解決策!

Fcitx設定を開いて、かな入力切り替え方法を確認

スタートメニュー ⇒ 設定 ⇒ Fcitx設定

スタートメニュー ⇒ 設定 ⇒ Fcitx設定を開きます


Fcitx設定

たぶん最初にこんな感じの画面が出てくる。 直接入力が日本語キーボードに対応。説明文通りですね。


Fcitx設定 全体の設定

上部の「全体の設定」タブを選択すると、こんな画面が表示されます。
入力メソッドのオンオフという項目がありますね。ここの右側のボタンスペースをクリックして、キーボードの「カタカナひらがな/ローマ字」ボタンを押してみます。 「Hiraganakatakana」で登録されました(' '*) これでOK。設定画面を閉じる。


かな入力できた

うん、キーボードの「カタカナひらがな/ローマ字」ボタンで、かな入力切り替えON/OFFができるようになりました。
無事に直接入力とひらがな入力の使い分けができましたね。おめでとう!

なお、Shiftキーで大文字小文字の切り替えもできてました。

フリーの日本語フォントを登録してみる(おまけ)

本題から逸れますが、一つおすすめのフォントを紹介します。「雑念の塊」さんと「chiphead」さんが作成されたという幻の日本語フォント。DLはリンク先のリンク先より探してみてください。

日本語フォント「しねきゃぷしょん」


しねきゃぷしょん

DLした.ttfファイルを開くと、サンプル文字とインストールボタンがあるので押します。

フォント選択

システム設定 ⇒ フォント選択で、例えばデスクトップの表示フォントをこちらに変えてみる。
ちなみにフォントをなるだけ統一する方が、メモリ使用量を節約できてお得です。


かわいいしねきゃぷしょん

変更後、なんとも可愛らしいデザインの文字がお迎えしてくれました。ミントちゃんがさらに素敵に(' '*)

システム ⇒ ウィンドウ操作の設定を最適化

Linux mintのデスクトップ画面では、Altキーとマウスを操作したとき=ウィンドウ全体を動かせる標準設定になっています。 しかし、今後使う主要ソフトによっては「Alt」キーで操作する機能が使えなくなる恐れがある。(私の使ってるBitwig Studioもそうでした)

なので、システム設定 ⇒ ウィンドウ ⇒ Behaviorにて「Alt」キーでのウィンドウ操作を、別のWindowsキー「Super」に変更することを強くおすすめします。

システム ⇒ ウィンドウ操作の設定を最適化

同時に、新しく開くウィンドウの位置を「Automatic」などに変更しておくといいかもしれません。ファイラーを複数開いた時に重ならなくて済むので。


参考 ⇒ Linux Mint 基本的な使い方

システム ⇒ トラックパッドの操作を設定

システム設定 ⇒ マウスとトラックパッドより、設定が行えます。

トラックパッド設定

Linux mintは、Mac OSのように2本指でトラックパッドによるスクロールができます。この操作に慣れると非常に便利です。
ここで「水平スクロール」にもチェックを入れておくと、さらに使いやすいです!

システム ⇒ スクリーンセーバーを完全無効に

システム設定 ⇒ スクリーンセーバー より、全ての項目をOFFに設定します。 使用メモリがけっこう解放されます。スリープ時の余計な動作がないほうが安心です。

スクリーンセーバー設定
スクリーンセーバー無効

デスクトップにゴミ箱を表示する

システム設定 ⇒ デスクトップの設定より。

トラックパッド設定

デスクトップにゴミ箱が表示されることの安心感(' '*)

標準ブラウザ「Firefox」の設定

Linux mintでは、標準のインターネットブラウザが「Firefox」に設定されています。私には親しみやすい。
しかし注意するのが、Mac OSやWindowsで使うFirefoxとは少し勝手が異なるということ。まず標準の検索ツールがgoogleのものではありません。ここは手動でgoogle検索ツールを設定する必要があります。やってみましょう。

Firefoxの検索ツールをGoogleに設定する

firefox検索エンジン
⇒ https://www.linuxmint.com/searchengines.php


上記のアドレスにFirefoxでアクセスします。このページの下の方に行くと、検索エンジンを切り替える項目を見つけることができると思います。Googleのアイコンをクリックしてみてください。後は所定の指示に従ってGoogle検索エンジンをインストールして設定できます。

Firefoxの初設定

初期の設定ではプライバシーの問題がありますので、オプション画面から該当項目のチェックを外していきます。
Firefoxのバージョンで項目も変わってくると思うので、自分で確認して設定してみてください。

一応、参考画像は載せておきます。

firefox設定1

一般⇒ブラウスの設定は、チェックを外したほうがムダがない気がする...


firefox設定2

Firefoxの自動更新を無効にする。手動でやりたいので。


firefox設定3

プライバシー・セキュリティタブより、位置情報やカメラ、マイクなどのアクセスを拒否に変更。


firefox設定4

Firefoxに統計情報を送信しないようにする。

ホームディレクトリ名をアルファベット表記に切り替える

ターミナルで操作する際に、ホームディレクトリ名をアルファベット表記にしておいた方が記述しやすいです。 ターミナルの操作は不慣れだと思いますが、始めのうちにホームディレクトリ名をアルファベット表記に切り替えておくと後々助かると思います。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

ホームディレクトリ名切り替え

「Dont ask me again」にチェックを入れる(チェックを入れないと、PC起動の度に切り替え設定が出てくる)
その後「Update Names」を押せばOKです。

ファイラーの設定:隠しファイル/フォルダの表示

Cinnamon(Nemo):
dconf write /org/nemo/preferences/show-hidden-files true
これはやってもやらなくてもいい。隠しファイル/フォルダの表示する設定コマンド。自分用。


ホームディレクトリ名切り替え

それから表示項目の細かな設定は、フォルダを開いたウィンドウ(ファイラー)から、編集タブ⇒設定で、デフォルトの表示設定をリストにしたり、更新日時を優先的に表示させるようにしてみたり、色々。自分の使いやすいようにカスタマイズしておくと良いかな?って思います。


以上で、Linux mint19の初期設定は完了!最低限の機能が揃ったパソコンになりました。
次は、Linuxのおすすめアプリを入れて、自分好みにカスタマイズしてみようと思います。

続き ⇒ Linux おすすめソフト・アプリ一覧