Kontakt on Linux(Yabridge経由で起動する)
(2019.12.05執筆, 2025.05.07更新)
前準備 ⇒ Kontakt on Linux インストール方法まとめ
前回の記事にて、Kontaktのインストールが無事にできました。 ここからは、実際にLinuxのDAW(REAPER)で、インストールしたKontakt音源を起動し、音を鳴らすまでの手順を追っていきます。
使用環境
- OS: Linux mint xfce 20.3
- Wine: 9.21(Stanging版)
- Kontakt:6.8
- Yabridge:5.0.5(Windows用のVSTプラグインを、Linux用の.isoにマッピングするアプリ)
あらかじめYabridgeをセットアップしておく
Yabridgeとは、Windows用のVSTプラグインを、Linux上で動かすために必要となるプログラムです。以下のページでYabridgeのセットアップを完了させてます。
⇒ Wine9.21 & Yabridgeを用いてDTMプラグインを動作させる
上記リンク先の、yabridgectl add プラグインのディレクトリパス。の登録まで済ませておきます。
Kontakt.dllなどを所定のプラグインフォルダにコピーする
前回バックアップから復元したKontakt.dllなどを、所定の場所にコピー~/.wine/drive_c/Program Files/Common Files/VST2/
VST3のファイルは、以下にコピー。
~/.wine/drive_c/Program Files/Common Files/VST3/
VSTプラグインは、自分の管理しやすい場所に、任意に移動することができます。
Linux用.soプラグインに出力変換
yabridgectl sync
Yabridgeに登録されたプラグインフォルダ内に移動させたら、再び上の仕上げコマンドを実行します。
すると、Linux上で読み込める.soプラグインとしてラッピングされます。DAWからプラグインを読み込む
では仕上げに、DAWソフトのREAPERからKontakt音源を読み込んでみようと思います。DAWソフトの設定画面を探してみると、プラグインの参照場所を設定する項目があります。 REAPERの場合は、先ほどの.soファイルを出力したフォルダがデフォルトで指定されてあるので、そのままRe-Scanをクリックしてみましょう。

すると自動的にプラグインが読み込まれていきます。
Kontakt音源から音が鳴るか?
起動できたということは、システム側の設定はOKです。おつかれさまでした!後は音が鳴るかの確認。初のKontakt音源なので色々探りながら。
Linuxでのオーディオ環境の見直しなど。
⇒ Linuxオーディオ環境「JACKサウンドサーバ」の導入
GUIキーボード上では、きちんと鳴りました。
しかしMIDIキーボードの演奏は最初認識しなかった。
この場合は、Kontakt設定の問題。どのポートを使うかの設定。

Kontaktの入力欄に"omni"を設定すると、トラックに割り当てたKontakt音源が、きちんとMIDIキーボードに反応するようになりました。
無事に音が鳴りましたか! よかったです。おめでとう!
次にKontaktのパフォーマンス設定について、合わせてこちらをご覧ください
⇒ Kontakt音源の読み込みを速くする設定