DTM・使用プラグインについて
(2025.04.16〜)
これまでの使用プラグインの変遷など。使用感を書き置きしてます。
おすすめリバーブ(音質重視、コスト度外視)
- (LiquidSonics)Cinematic rooms
- (LiquidSonics)Illusion
(2025年時点)
残響付与、全体の統一感を持たせるリバーブプラグインの中で、精度とカスタマイズ性が突出している。 音源の距離感やフィールドを自在に書き換えられ、かつ類を見ないほど自然な残響結果を得られる。
高価なプラグインで、iLok認証の手間が要るのが難点。パラメーターも多く経験者向き。
私は使いません。
プラグイン導入についての考え方
こんにちは、Timelessberryの「ると」です。DTM作曲でのプラグイン導入について、取捨選択の基準を記録してみます。
1:理想値を定める
まず理想的な流れでは。作り手が、既に作りたい世界観が定まっている!状態がベスト。さらに作り上げた楽曲(譜面)に対して、イメージに合う各楽器の奏者さん方に依頼し、適切なスタジオ?を選定して、その日に各演奏者さんが集まり、天候にも恵まれ、一斉に収録!ok!一発撮り、素晴らしい。Compleete!!!!!!!
収録マイクはステレオを想定して最低2本。
聞き手にとって適切な配置に置けば、その場で出来上がります。
この理想的な状態で、ほぼ一切のプラグインが存在しなくてよくなります。。。。
現実に落とし込む(あの音はどう再現できる?)
という極端な例を出しましたが、目的は表現したい楽曲の図を具現化することです。 しかしDTMでは手持ちの音源の中でしか音が出せないので、完成イメージまでに必要な調整機能のプラグインを探して補強する。。といった手順を追います。作風や使用音源によって、必要なプラグインが変わる
自分がどんなスタイルの作風か?によっても、推奨プラグインは変わるし。普段使いする音源の構成によっても、外付けプラグインに欲しい機能は変わってくる。
例えば、生演奏のオーケストラでの再現を主軸に考えると。
おおよそ、前のページに挙げたCSシリーズの音源構成で安定する。
CSシリーズをメインで音源を構成する時、各マイクの適切な距離感・バランス、各楽器の配置が同じフィールドで再現できる状態なので、外部プラグインで整合性を合わせる必要は殆どない。
フィールドの質感を少し変えたい場合に、全体的なリバーブをセンドに挿して、何となく調整する。くらいで良い。
。。。
生楽器として調整が完璧な音源ほど、EQ/コンプレッサーなど各トラックに必須と思われるプラグインも、必要性が限りなく薄くなる。
例えば、Syncron Pianoは、ほぼEQもコンプも必要ないほど洗練されている。
ただ、ピアノはSyncronが良いけど、弦や木管はCSシリーズ。ソロ楽器はBohemian、みたいな音色の好みで選んだ時、各楽器の配置や異なるフィールドの整合性をとるのに、どうしても残響やマイク位置などの調整を必要とする。
具体的には、各Closeマイクや残響の少ないMainマイクを中心に各楽器の配置を決めて、EQで織り合わせを僅かに調整し、最後にRoomマイクとのmixや全体のセンドリバーブで整合性を取る。。という流れになる。
このとき、必要となるのが2種類のリバーブプラグイン。
- バラバラの各音源から収録位置と残響を各位調整する機能(例:Cinematic rooms)
- 全体のフィールドの質感を統合させるセンドリバーブ(例:Illusion)
みたいな選定が、生の音質に拘った場合での今現在(2025)のベストチョイスと思われる。
譜面を描く前に、各トラックのPreMix設定をプロジェクトテンプレートとしてまとめておくと、後の譜面作業が楽。一度Mix設定を定めたら後から動かさないで譜面を描くことを心がける。
また音源の収録位置が近すぎるものは、元々が場を表現するオーケストラの楽曲には不向きなので、採用を見送る。プラグインでどうにかしようとしても厳しい、余計なプラグインの出費と管理と、その分の歪みが音に発生してなお、理想通りに鳴らない。やはり厳しい。(例:NOIREとか、音は良いけどオケには使えない)
Tberry使用・プラグイン一覧
あまり外部プラグインに頼らないよう心がける。DAW付属プラグイン
- ReaEQ(Reaper付属)
- ReaVerb(Reaper付属)
- MasterLimit(Reaper付属)
- 他
Linux公式対応プラグイン
- Sforzando(CLAPi)
外部プラグイン(Linux & Wine上で正常に動作)
- Kontakt(VST3i)
- 2CAudio Breaze2 (Reverb)
- 2CAudio Precedence (Ambiense)
と、外部EQもコンプもリミッターもOTTもほぼ一切を削ぎ落とした構成で落ち着く。
プラグインの数が少ないというか、使いどころがハッキリしてると迷わなくて済むかな。
とりあえず、初期のDAWに含まれる各プラグインのみでMixのテンプレートを作るとこから始めると良いかな。 特にリバーブの設定でかなり全体が変わるので、今現在の持ち物でどれだけできるか経験を摘むのが先か。
当時、Logic付属のSpace Desiner(Reverb)とか各プリセット調整ばっちりで、下手な有料プラグインより使いやすかった記憶が在る。
プラグインの変遷・使用感
できるだけ使わない。その分、音源単位で理想値に近づける。
2025〜
2025/05...2CAudio Breeze2 & Precedence フルバージョン利用可に使用感:LinuxとWine9.21 & Yabridge5.0.5以上でGUI表示され、製品版のオーソライズが通る。フルバージョンの動作が解放! 動作が軽く美しい空間残響と、音像の配置が可能に。
2025/04...Valhalla Room導入
使用感...各楽器の残響調整に。各トラックに差す前提なので、負荷の軽さが活きる。
メインのVintageVerbと違って、パラメータ群が初期反射とlate部分の2つの領域に分かれ、それぞれで細かく制御可
2025/04...Valhalla Simmer導入
使用感...必要なトラックに差す。Simmerリバーブ、幻想的な空間を演出するのに利用。Kontaktの飛び道具音源「Kinetic Toys」などの内蔵リバーブを切ってこれに差し替えると、CPUの大幅軽減にも役立つ
2025/04...Valhalla VintageVerb導入
使用感:センド用。求めるフィールドの質感に合わせ、幅広いリバーブのモードを搭載。
主要リバーブに比べて負荷が1/4〜1/8程のようだが、出音がそれらと肩を並べるほど良く、PC性能が限られる状況やLinuxユーザーには特にオススメできると思う。
参考 ⇒ リバーブプラグイン31製品の負荷比較
〜2024
まともに動くリバーブプラグインがない。あまり外部に頼らず、生の音源の調音のみで整合性をとる。
2021〜
2021/01...付属のReaEQを使用使用感:各トラックの帯域モニタリングで全差し。
必要に応じて各帯域を調整する。時代や場所の異なる収録音源で共演する時、特に高域に落差がでるので距離感や全体の配置を考えて、高域EQの調整は必須。
他にもセンドリバーブの後に挿し、低域のリバーブ残響感を調整するのにも使う
ダイナミクスEQとしては使わない。それが必要なのは古えの音源(.sfz形式)なので、元来のsfz音源ファイル内で制御完結できる。フィルターcutoffをエンベローブ追従とか。
2021/01...付属のReaVerbを使用
使用感:IRファイルを読み込んで使うタイプ。Logicの.sir拡張子を.aifに変えることで流用可だった。しかし、リバーブ設定が全てリセットされ、最適な調整に戻すのは不可能。頻繁に使う数個のファイルのみ、設定を耳で調整。でも出音はBreaze2_Demo初期値の方が圧倒的に良かった
2020〜
2020/12...Breaze2_Demo導入使用感:LinuxとWine上でGUI表示されない、オーソライズ画面が出ないのが致命的。 泣く泣くDemoのみ使用。動作が軽くて残響も美しいが、十全に扱えない。初期値のみ保存可。
後にGUI表示が解決され、通常通り動くようになった。
2020/09...Sforzando導入
使用感:本格的なSFZ音源を自分好みに調整できる。内部REVも付属。
2020/01...Kontakt6導入
使用感:内蔵リバーブの処理が重すぎる、Kompleteの大半の音源が内蔵リバーブに依存している。別途外部のリバーブでまとめるほうが軽い。しかしその過程で、元の音源がしょぼいことが分かる。Kontaktは業界標準なのでサンプラーとしては必須。
2020/01...Komplete12 Ultimate導入
使用感:使えないプラグインが多い。付属のKontakt音源の作りの雑さから、付属のエフェクトで無理やり整地する前提の調整と感じる。プラグイン一つ一つの動きに無駄が多い。マシンスペックとストレージを必要以上に要求するコレクション。
生楽器主体の人向けではない、シンセやエフェクトを駆使して積極的に音を加工する?人向け。または手軽に流行?の音を再現してみたいビギナー向け。おすすめしない。
〜2019
Logic付属のSpaceDesiner(主にセンドに挿してフィールドの質感を統一)〜2011
MSGS & TW-Music2使用感:MSGSの各音の響きに共通性があったので、TW-Music2のREVエフェクトのみで全体を合わせやすかった。