星降る夜の最果てに。 ここは、水晶林のはずれにある小高い丘。 無数の灯火が揺らめく天と、其処から生まれる輝き。 崩れ、光の結晶として零れ落ちる。なきあと。 その血に流れるコトダマと、繋ぎとめる一陣の砂塵が舞い降りる。 天と地と、隙間を縫うかのように…… 「僕は…」 星と会話する。 けれどもそれは唯、一方的に言葉を投げかけるだけだ。 もしくは、それを自分の中に巡らせて、消え行く。