自然界の音と純正律の考察

(2020.10.02執筆)


風の音や虫の声、大地の音の響き。鳥やカエル。
時間帯や気候で、季節で、色々な音が鳴ってる。

自然に溶け込んだ音色。
それぞれが呼応しあって、耳に優しい音色。


原初の楽器は、彼らと共に語り合うために、自然の音を模して作られた、という成り立ちを感じる。

woodwind

木の笛。風の音を模したもの。
ひゅ~、ひゅ~ん。


音階は、風の強さに応じて上がったり下がったりする。
動物たちの鳴き声も、感情に似た響きを、意志の疎通を、音階でも聞いて感じ取ることができる。
その旋律の変化で、大地や他の生き物からも、共鳴や呼応する音階が自然と発せられて、その土地の、その瞬間の、ハーモニーを奏でる音律が浮かび上がってくる。


それらは絶えず変化する。
つかみ所のないような、けれど共鳴し合って他の全てと一体となったような音の集合体。

人間が、そこで音を発すると、彼らは応えてくれる。
その人自身のもつリズム感や音律に合わせて、一緒に歌ってくれる。

このハーモニーを形にしたいと願うこともある。
が、音の流れを留め続けることは不可能、次々に移り変わっていくから。


流れるままに、感じるままに。
それを形にしたいと願った。

純正律について

これは自然界の音律を、形にしようとする試みから産まれたものだと、1から音階を設定してたら思った。
調和する音階の並びを周波数で表したもの。あくまで比率のものさし、それ以上の意味はない。

人間が自然の音を再現するために知恵を出した結果、このようになった。という物に過ぎない。


2つ以上の音を同時に鳴らしたときに、それが綺麗に響き合うか濁るかの度合いは、hzの数字で測ることができる。
Hzの数を見比べて、比率が小さな整数に収まるほど音が共鳴しあって、それらの相性は良くなる。


小さな素数で割り切れる数を基準に使うと、調和する音階の配列を割り出しやすい。
そこでまず432という基準の数字を拾い上げる。

2*4*8*16*32*~~
3*6*12*24*48*~~

ここで挙げた数字のいずれでも割り切ることができる数が432

(倍音成分の一致するように)これらの共通する数字を掛け合わせて音階を周波数成分に表すと、純正律みたいな並びが浮かび上がる。

256 (例…ド)
272 (例…ド♯)
288
304
320
336
360
384
408
432(例…ラ
456
480
512(例…高いド)

これは、あくまでもイメージ予想の域を超えない。

1オクターブ上がると、周波数は2倍になるのでこのように。
前半部分の並びは16ずつ
後半分の並びは24ずつ周波数を増やしてみてる。

同じ数を用いたほうが、一致しやすかな?と思って。


もう1オクターブ分並べたり倍音成分まで見ると色々見えてくるけど、数字だけ並べでもあんまり意味ないので割愛。
数字は動かないから、目安の域を超えない。
自然界の音は生きているものたちだから、それぞれがタイミングを合わせようと言う意識が働く。

決定的な違いを、意識しつつ。
ひとまず自然律に近づけるような音階の調整に入ってみようと思います。