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  10. SSD換装とOS再セットアップの手順「ThinkPad X270」

SSD換装とOS再セットアップの手順「ThinkPad X270」

(2019.11.11執筆)

パソコン内部のSSDを入れ替えるときの忘備録です。購入時点でのディスク容量は、新しい音源を入れて作曲するには容量が足りなさすぎる、それに数年(10何年)後の状況からも容量は余裕を持っていたほうが良いので、乗り換えやすい初期の段階で、SSD換装に踏み切りました。。

SSD換装

PC内部の精密なところに触れるので、綺麗な手で、すっきりしたデスクの上で、作業ですね。


  1. 裏蓋を開けてパソコン内部のSSDサイズを確認する
  2. サイズに合った規格のSSDを購入する
    • SSDを選ぶ基準について
  3. SSD換装前に、USBバックアップ
  4. パソコンの内部電源をOFFにする
  5. 裏蓋を開けてSSDを入れ替える、裏蓋を閉じる
  6. OSの再インストール
  7. USBバックアップからシステムの復元


だいたいこのような手順です。では項目を追っておきます。

パソコン内部のSSDサイズを確認する

新しいSSDを選ぶにしても、まずパソコン内部のSSDサイズを確認しなければ始まりません。裏蓋を開けて確認してみましょう。ThinkPad X270の場合は、小さな+ドライバーのみで裏蓋を外せました。ネジはストッパーが付いてて外れないので、失くす心配もありません。素晴らしい。


SSDサイズ確認

SSDを確認してみると、どうやら2.5インチのようです。ということは、通常2.5インチSSDで、さらに容量の大きなものを選べばいいことが伺えます。

SSDの選び方

購入時、SSDいっぱい種類があって分からん...(o _ o。)

M.2 SSDとは?メリットやデメリットを解説


まぁ、絶対に抑えるべきところは「サイズ」です。手元のパソコンには、どの規格サイズのSSDを入れられるのか。だから前もってSSDを確認しておきます。後は容量ですね、私は2TBを選びました。本格的に作曲始めるなら、有料音源だけで1TB持っていかれるほどの時代なんで。とんでもないですね。

大まかには以上の2点でしょうか。2.5インチSSDの搭載パソコンなら、2.5インチSSD一択になります。以降はしばらく読み飛ばしで大丈夫。

2.5インチSSDと、M.2 2280 SSDの違いについて

補足として従来の2.5インチではない、昨今の主流サイズであるM.2 2280のSSDについて触れておきます。

最近のSSDは、より省スペースでコンパクトになりました。 M.2と呼ばれる規格で、type2280(22×80)のサイズが主流。従来の2.5インチとはサイズが違うため、対応するSSDサイズはよく確認しておく必要があります。

↓ がM.2 2280のサイズ。

M.2 2280 SSD

ThinkPad X270の場合は、カスタムオーダーによって2.5インチのSSDか、M.2 2280のSSDか、対応サイズが変わってきます。なので、裏蓋を開けて確認することが必須なのでした。 なお、公式サイトにM.2 2280対応のSSDケースが別売りで販売されています。最初から2.5インチだった場合ですが、これを使うと昨今のM.2 2280規格のSSDを選択することも可能になります。

ThinkPad X270用M.2 ソリッドステートドライブ トレー


わざわざ別売りのトレーを購入してまで、2.5インチではなくM.2 2280の規格を選ぶメリットとは??

思うに、スペースの削減ができることが大きい感じ。空間ができるということは、空気の層ができてPC内部の放熱に強くなる。それと重量が若干ながら軽くなることでしょうか。 ああ、それから今後のSSD規格の進化によっては、より未来的なSSDを選べるようになることでしょうか。


まぁ、x270自体が当時のSSDの規格("SATA"か"PCIe 3.0 x 2 16Gb/s")までしか対応しないのですが...

参考 ⇒ ThinkPad X270 PCIe NVMe SSD 2280をM.2 SATAに交換出来るのか?

"SATA"と"PCle NVMe"通信方式の違いについて

それと通信方式の違いについても触れておこうかな。M.2 SSDのデータ転送速度の問題です。

SATA方式がおすすめ

SATAは、2.5インチのSSDと同じ通信方式です。データの読み書きスピードがだいたい「0.5Gb/s」くらい。 現在のPC環境ではSATAで十分なくらいスピーディーな性能です。

SATAは内部の放熱が大人しめに抑えられるので、というか安定するので、ノートPCのような熱の篭りやすいパソコンには、SATA方式が断然おすすめ。熱に弱いCPUでも、十分に性能を発揮させることができます。
性能は数値じゃない。全体のバランス。ちょうどよいという所。SATAのSSDは、転送速度と全体のバランスが優れてます。

PCle NVMeという曲者

で、速度を追い求めた結果、あまりに通信速度が早くなりすぎたPCle NVMeというSSDの通信規格があります。 データの読み書きスピードがどんどん発達してて、2019年時点では読み書き最大速度「4Gb/s」とか、SATAと比べて8倍くらい速いんでしょうか?

ただ現状のシステムがSATA方式での速度で十分な環境。なのに、瞬間的に速くなりすぎてオーバーヒート、熱が内部に篭りやすく、CPUの温度上昇を招いてしまいます。するとPCのパフォーマンスが落ちます。冷却ファンもいっぱい回るでしょう。デスクトップなどの余白がいっぱいあるPCなら良いでしょうが、気密性の高いノートPCにはバランスが悪く、非推奨としたいところです。将来的にどうなるか分かりませんが、全体を見ると現状SATAが優れると思います。

最終的なSSDはこれに決定

ここまでの考察結果より、M.2 2280用トレーと一緒に、このSSDを選びました。

WD 内蔵SSD M.2-2280 / 2TB
⇒ 【国内正規代理店品】WD 内蔵SSD M.2-2280 / 2TB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS200T2B0B-EC


SSD換装手順

では、ここから実際にSSD換装の手順を見ていきます。

換装前に、USBバックアップはOKですか?
参考 ⇒ Linux mintシステムバックアップ方法、TimeShiftの使い方

用意するもの

  • +ドライバー
  • 新しく購入したSSD
  • USBインストールディスク
  • USBのシステムバックアップ

手順

  1. パソコンの内部電源をOFFにする
  2. 裏蓋を開けてSSDを入れ替える、裏蓋を閉じる
  3. OSの再インストール
  4. USBバックアップからシステムの復元

手順1「パソコンの内部電源をOFFにする」

BIOSメニューを起動。ThinkPad X270の場合は、ロゴ表示でENTERボタン


メニュー

この画面でF1キーを押して、BIOSメニューに入ります。


biosメニュー

この画面では、→を押してConfigタブに移ります。


バッテリーをdisableに

下のバッテリーの項目でENTERを押すと、内部電源の配給が止まります。完全電源OFFです。電源スイッチを押しても起動しなくなる。 この状態から、SSD換装の作業を始めていきます。

(なおACアダプターで充電すると、再び電源の配給が始まります)

手順2「裏蓋を開けて、SSDを入れ替える」

2.5インチから、M.2 2280にサイズ変更する場合は、トレーごと入れ替えるのでちょっと大変。 公式サイトのマニュアルを見て手順を確認しておきます。

SSDトレー取り外しの動画(Lenovo公式)


あとは、こちらの方の記事も参考になる。SSDサイズに変更ない場合はこちらの記事を参考にしてください!

ThinkPad X270 PCIe NVMe SSD 2280をM.2 SATAに交換出来るのか?


写真だけ。順番に。




裏蓋を外したら、まずケーブルを外してっと。




トレーを固定してるネジを外す。




動画ではここのネジを一度外していた。




マイナスドライバーか何かで輪が掛かってる所をくいっと持ち上げる。 するとトレーと繋がってるケーブルが外せるようになる。




こちらは新しく取り寄せたM.2 2280用のトレー。裏蓋のネジを2か所外す。




SSD固定用のネジを一回外して、SSD装着。この向き。




奥まで差し込めたら、固定用のネジで止める。その後、トレーの蓋も元通りにする。




トレーと本体を繋ぐケーブルをセット



輪っかをかけて固定! その後、外してたネジも元通りに〆る。




SSDトレー全て、綺麗に収まったのを確認。トレー固定のネジも元通りに〆る。

SSDに新しいOSのインストール



PC本体の裏蓋を元通りにして、ACアダプターを繋ぐと、無事電源が入るようになります。
この後の操作は、新しいOSインストールの手順と同じ。USBを差し込んで、電源を入れてみましょう。

WindowsパソコンにLinux OS mintをインストールしよう




うん、無事にSSDが認識されてるようです。
では、普通にmintをインストール! 無事に起動できたらOK。


あとは、システムバックアップの復元の手順で元通りにして。

Linux システムバックアップ方法、TimeShiftの使い方


残りの大事な個別フォルダも、別のUSBなどから持ってきて復元です!

おつかれさまでした!