EXS24 管楽器のビブラート設定方法を考える
管楽器のビブラートを考える
管楽器のビブラートといえば、送り込む空気圧の波を思い浮かべます。たくさん息を吹き込むと、音が大きく高らかに鳴るし、小さく息を吹き込むと、音が籠もって聞こえる。
管楽器のビブラートは、その音の揺れを再現するような設定が必要かと思われます。
フルート、クラリネット、オーボエ、民族的な笛の音色etc。
フィルター機能を活用する。
そんなとき、EXS24の内部にあるパラメーターが思い浮かびます。音質の変化をさせる部分は[フィルター]機能にあたる部分。
そのフィルター機能の中でも、LowPass(略してLP)と呼ばれる(高音域を削る機能に注目です)

フィルターについては触って音の変化を試してみたほうが早い。
試しに、そのままピッコロの音を鳴らします。
次に、フィルターの目盛りを半分くらいのところまで下げます。

音が篭もりました(' '*)
高音域の〜%分まで6db下げるという設定。
これをビブラートのLFO1に合わせて動くように設定したのが以下。

左から5番目の記述がそうです。
(右に色々書いてるのは、ビブラートとは関係ないなので説明省きます)