偽りの音

自由な音が束縛された。
求められる音を、描けと申された。

それは私の音じゃない。
音は自由で、形はいくらも変えられるだろう。

けれど、それは私の音じゃない。
偽りを重ねる音、こんな音が欲しいの?

 
こんなガラクタ、いくらでもくれてやる。
誰も私を必要となんてしていない。
こんなのいくらでもくれてやる。
 

誰も分かってくれない
誰も、本当の私なんて。

理解されない苦しみは、孤独を産んだ。

 

私は生活のために、自らの魂を売った。

 
 

綺麗な曲ですね。

 

 

本当に、ちゃんと聞いてるの?

 

綺麗な音なんて、いくらだって出せるよ。

 

 

でも、その音に込められた想いを、本当にわかってるの?

 

 

 

。。。
 

聞いている。

 
ずっと静かに、聞いている。

 

その苦しみは、表層の、ずっと奥の奥で、

 
 
 

お金がないとイきていけない。

あの世界が、私の自由を奪った。

 
ふざけんじゃねぇよ。

 

 
私はそれらを投げ捨てた。
 
 
仕事も、友人も、家族も、恋人も。お金も。暮らしも。

 
煩わしい。音を歪めるもの。

 
私は、私だけの安心できる場所で。

 
私のために音を紡ぐ。

 
私の心が曝け出せる場所はここしかない。

 
もう何もいらない。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*