巡る箱庭プロット
- 1.「星と大地」......(記憶のない少年が、師と巡りあい、先人の舞台背景(類まれに美しい箱庭)を味わう)
- 登場人物
- マーリユイト(愛称:ユイ)......(訪れた舞台の探索者であり物語の主人公。読者の視点そのままを映す)
- プロフィール
- 目的:自身の存在理由を知ること
- 技能:何ができるか未明...この章では「"星と会話ができる"、"夢渡りができる"、"猫と会話(以心伝心)する"」
- 生い立ち:記憶が無い、この章では(氷河期の民の末裔?)を示唆
- 年齢:外見14歳くらい、性別:男の子?、出身:未明、所属:スセンの拠点
- 性格:感じたままを捉える、純粋無垢、疑うことを知らない
- 口癖:基本的に対人では丁寧語、自然相手は親しく語りかけるように「独特な言い回し等:〜かな? です。〜します。わ〜!、う〜ん・・・・・・、そんな・・・・・・。にゃ〜」
- 台詞:「星と会話する。けれどもそれは、一方的に言葉を投げかけるだけだ...」
- 容姿:細身、髪が肩くらい、薄緑色の髪、青い瞳(覚醒時:赤)背は155cmくらい/(覚醒時)羊の角が生える? 白い翼が生える? 額に宝石が宿る?
- 好物:木の実、夜空、猫、月
- ネタバレ
- 古代の地下で作られた2体目のホムンクルスType01。(ホムンクルスなぜ作られたか? は、以降の章にて)Type01は製作者(?)の糸が通らない不良品であった為(魂を宿せない以外は、古代人と同等の身体能力を持つが、地下世界の糸に繋ぎとめることができなかった)、スイッチが切れたまま宙ぶらりんの狭間(宇宙空間)に廃棄される → 彗星の運行に偶然巻き込まれ、時空を超えて始まりの箱庭に辿り着く、そこで別の霊体(星の記憶、大地の記憶の一部、精霊の意志)を宿して覚醒する。新たな魂は、未だ身体を上手く扱えていない。Type01の丸と糸が文字って名前が記憶されている。
- 相関図
- スセン老師...拾ってくれた人。恩師
- 星の精霊(未だ明らかにされない)...身体に宿る別の魂
- 黒音(クロネ)...相棒の猫、小屋の寝床で仲良くなる
- スセン......(最初に描かれた舞台の設計士であり解説者。迷い込んだ主人公(兼;読者)の案内役を務める)
- プロフィール
- 目的:様々な世界を知り、その知識を活かし、拠点の箱庭を充実させること、未来の子供たちに箱庭世界を継承すること
- 技能:この章では「"星占い"、"炎の魔術"、"書の執筆"、"世界構築"、"植物博士"、"鉱物博士"」
- 生い立ち:文明社会の一画に生まれるが、世俗を離れてひっそりと生きている。隠遁者、世捨て人。世間から逸脱した技術や思考回路を持つ。
- 年齢:外見50代?、性別:男性、出身:文明社会の一画、所属:自身の拠点、始まりの丘、山奥の箱庭
- 性格:好きなことにはトコトン没頭する、夢中になると周りが見えなくなるほど。普段は落ち着いてのんびり、箱庭世界の様子を見守って日々を過ごす
- 口癖:自然に優しく語りかけるような口調、対人では少し戯けるような口調「独特な言い回し等:ふむ、 〜じゃな。 そうか。〜かの? ふふふ......」
- 台詞:「ほぅ、お主にも星の旋律が聞こえるのじゃな?」
- 容姿:がっちり、髪が腰くらい、白銀の髪でやや波打っている、灰色の瞳、瞳孔は黒、背は170cmくらい
- 服装:藍色のローブを羽織っていることが多い。シルクハット付き、古代樹の杖をお守りに
- 相関図
- クルス...箱庭での相方:妻
- マーリユイト...拾った子、教え子にする?
- 黒音(クロネ)...描い猫
- クルス......(暴走する解説者「スセン」の相方兼ツッコミ役、主人公の母代わり役)
- プロフィール
- 目的:日々の暮らしを楽しむこと。スセンに一泡吹かせて遊ぶ。内緒の花園を手がけて蜂だらけにしたり。一画を巨大樹で占領したり。囁かな企みを人知れず実行。ユイくんを共謀者に引き込んだりもしたい
- 技能:この章では「"料理"、"絵描き"、"ハーブやお花に詳しい"、"織物や染め物"、"鳥や蜜蜂と戯れる"、"ツッコミ役"、」
- 生い立ち:スセンが移り住んだ山の麓の集落で生まれた、兄妹が他に3人いて、その2番目。子供の頃は癖が強く、我道を問答無用で突き進んでいた。大人になってからはやや落ち着いているが、類まれな行動力や強かさは今も健在。
- 年齢:40代くらい?、性別:女性、出身:始まりの山の麓
- 性格:ツッコミ役。しかも頭の回転が速い! 好きなことに熱中してるときは他を一切気にしない。暮らしに必要な事は全部自分で。ちょっと変わった人が好き、スセンをからかうのが好き。二人(特に自分)の箱庭世界を愛している
- 口癖:適格で鋭い、簡潔な言葉遣い、レスポンスが早い「独特な言い回し等:〜ね。〜させてもらうわ。〜じゃないの? 甘いわ! はいはい、チチチ(人差し指を振って)」
- 容姿:ややふっくら、黒髪で真っ直ぐ、肩より少し下の長さ、黒の瞳、背は155cmくらい
- 服装:白やベージュ色のワンピースを好む。葉っぱやお花のワンポイント、杉のペンダント
- 相関図
- スセン...夫、からかい相手。自分たち箱庭世界の、陣取り競争相手(笑)
- マーリユイト...突然夫が連れてきた男の子、一緒に過ごすうちに子どものような存在に
- 空(クゥ)...烏骨鶏の男の子、鶏の群れを守るリーダーの彼、とはおしゃべり友達
- クロネ......(黒猫♂。主人公の相棒で補佐役、人間視点では認識できない情報を補う役柄)
- プロフィール
- 目的:基本的に美味しいものが食べられたら◎♪ 心地よい寝床があれば尚◎◎♪
- 出会:気がついたらマーリユイトの寝床に忍び込んでいた(敷地内の猫たちはお部屋と外の行き来自由)
- 技能:この章では「"気の流れを読む"、"ぺろぺろ(匂いで感覚をリンクする)"、"物事の猫視点での解釈"、"主人公とのテレパシー"、"夢渡りの補佐"、"猫々ねっとわーく(親密度が及ぶ範囲まで)"」
- 生い立ち:最初の地で、スセンに拾われた三毛猫(ルナ)が成長して春〜初夏に産んだ子孫の黒猫、妹の白茶猫(リア♀)が居る。生後2ヶ月で親猫(ルナ)が居なくなった後、スセンが面倒を見た(この時あげてたのが、小魚と玄米と胡桃)
- 年齢:1歳から2歳くらい、性別:男の子、出身:山奥の箱庭
- 性格:基本的に無口、じっと見る。未知のものを観察する目は、何を見定めてるのか知れない。
- 口癖:大人しめの口調、時々お腹が減ってご飯をせがむ「独特な言い回し等:にゃ〜(ごはん)、 にゃ,にゃ(よびかけ)。・・・・・・(じーっと見ている) 視線やしっぽの形、表情で伝える詞を読み取れる」
- 好物:木の実、魚、ネズミ、トカゲ、虫、玄米(ねこまんま)、マーリユイトの香り(透き通った純粋な匂い、クロネ色に染まれにゃ)(鳥は家族の一員にも居てるので進んでは食べない)
- 容姿:黒猫、瞳は黄色。身体は大きめ、全体的に黒いが、お腹の一部が白い、毛並みに茶色も混ざっている。つまりミケ?
- 相関図
- スセン...主人
- マーリユイト...補佐役、サポート
- ルナ...先祖の母猫(現在は月の聖獣)
- リア...妹猫(一回り小さめの白茶猫♀)
- サブキャラクター
- リオ(猫♀):(食料庫の番猫、ネズミや虫を捕まえてくれる)
- 目的:美味しいものが食べられたら幸せ、人間に貰うご飯が特に好き。
- 技能:ネズミを捕まえる、虫を捕まえる、人に甘える
- 生い立ち:クロネの妹。一緒に育って大きくなった
- クゥ(鶏♂):(卵を産んでくれる鶏群れの統率、雑草とり、食べられる野草の見極め、土壌の有機物分解促進、住人の糞も分解促進。土が豊かに)
- 目的:鶏社会を守り、群れを拡大すること
- 技能:虫を啄む、朝の時間を知らせる、天敵の気配を知らせる、草を食べる、小屋を温かくする、羽ばたく"」
- 生い立ち:山麓の鶏社会から、男の子と女の子の群れがやってきた!
- 舞台の世界観
- 舞台1「始まりの箱庭」......(夢に描いたような大自然を舞台に、慎ましい棲み家とユニークな箱庭が広がる、主人公の拠点となる場所)
- 探索スポット
- 見晴らしの丘:(星の欠片が舞い降りる、全ての始まりを予見させる舞台...物語のイメージを膨らませる場所、異なる時空元との交流場所)
- 景観や位置関係など:書斎を兼ねた簡易小屋から、水晶林の小道を登った先の丘の天辺。徒歩10分ほど。丘の上は草原で開けていて、見晴らす向こう側に山々が連なる。背面は大自然の森。精霊が居るかも?
- 成り立ち:昔の時代の人(有史以前)が、天のエネルギーを受け取るために築いた場所らしい。
- 行動の選択:星屑を採取する(夜)、全体の地形を眺める(昼)、未来の展望を読む(要スキル)、異なる時代や場所へ旅立つ(要:それぞれの精霊(or要石or霊体)との親密度)
- 推奨技能:星と会話する能力(夜)、空や大地と会話する能力(昼)(どの感性がどれほど開かれているかによって、読み取れる範囲が変化)
- 欅水源:(大きなケヤキの樹が生えている水源地、水汲み場所。)
- 景観や位置関係:見晴らしの丘の一段下に位置する。ケヤキ大樹の根本に湧き出る水源、木の葉の茂みで覆われて少し暗い。水源は10㎡ほどで、水面は木の葉や空の景色が切り取られたようにみえる
- 成り立ち:大樹が成長して水を吸い上げるが、根本が空洞化して湧き水が溜まるようになった。大樹の樹齢は何百年、何千年だそう。
- 備考:水源の下段に池があり、そこで水浴びもできる。夜は月や星空を映す鏡にもなる。夏の涼み場所に最適
- 行動の選択:水汲み、水との語らい、大樹との語らい
- 水晶林の小道:(箱庭の探索スポットを繋ぐ道、段々の庭園から外れのS字道に沿って登り下り。起伏も少し在る)
- 名前の由来:小さな樹々や陰性苔に囲まれた、秘密のトンネルのような小道。朝露がきらめいたり、温かい夜は幻光虫(ホタルなど)が飛び交ったり、月明かりが反射したり、雨の後の虹玉、冬は"つらら"が輝いたり、季節や時間帯によって色んな景観の中を歩くことができる
- 採取:樹の枝、野草、木の実、石など。(何処かに古代の遺物も埋もれてる?)
- 書斎(寝室):(マーリユイトの寝室兼、探索記録を整理する場所、スセンの研究資料も山積み)
- 景観や位置関係など:最下層の段々畑から一段上の立地、最初の拠点。上に食堂、ハーブ園、果樹園、その小道をずっと登ると見晴らしの丘に辿り着く。その奥に森林地帯。
- 成り立ち:スセンが此処に来る以前の、先代が建ててくれた建物。文明時代の造りが所々に伺える、スセンの最初の拠点であり、書斎兼寝室だった。この章からは主人公の寝室兼書斎に。ポットとコップでお茶が飲める(上の食堂から持ってきている)下の畑は自由に使える
- 設備:木犀のテーブル、椅子、揺り椅子、本棚、燭台、暖炉、簡易寝床、薪棚
- 記録書の一覧:古代文明の謎、魔術辞典、文字の成り立ちと意味の解説、巡る箱庭(自筆)、星が教えてくれたこと、音が映す世界、近代の記録書、植物図鑑、保存食レシピ、アナスタシア、等。必要な記録書の取得="全ての書"にアクセスし「検索キーワード」から抜き出し可
- 書の概念について:本は、何かを遺し、伝えるための手段。それが文字であろうと絵であろうと、模様であろうと、意味を込めることができれば書式は問わない。読み手は、著者の魂に触れ、時空を超えて交流することができる。情報が得たいならば、何のために欲するのか? その方向性をしっかり見定めること。自身の意図に適った情報のみが、理解できる形で取得される(意図が明確でなかったら、空白部分が多くて読めないケースも)読解力がつくと、次第に植物や石、大地から詳細な情報を取得することも可能に
- 行動の選択:一日の記録を整理する(セーブ)、思い出を振り返る(ロード)、身体を休める(寝る)、夢渡をする(猫と一緒に:要スキル)、異世界の文章を読む(探索スキル)、記録書を燃やす(天に還す)お茶を飲む(味わいを心理描写に)
- 推奨技能:夢渡の能力、猫との親密度、違う世界の言語能力、異なる存在と交流する能力
- 食堂:(料理や食事、皆で談笑したりの場所、八角形の木造建物。中央の囲炉裏を囲む、or外に薪ストーブを囲む食卓、ハーブ調合も行える)
- 収容人数:10人でギリギリ、料理場は3人が限界、外の薪ストーブ+外テーブルの利用は制限なし
- 器具一覧:「"囲炉裏"or"丸テーブル"、"藁製の御座"、"食料庫(陶器製:2重構造:外側を気化熱で冷やして保管、水量の確認要)"、"水瓶"、"各種瓶詰め"、"鉱石製の鍋+フライパン+湯沸かしポット*"、"鉄釜"、"薪ストーブ"、"七輪"、"炭窯や器の焼き釜"、"薪棚"、焼き物の器や葉っぱなど。
- 食材:"木の実や果実・ハーブ"(調味料や飲み物にも利用)、麦や米、豆などの穀物。蜂蜜、干しキノコ、少量の水で練った穀物生地を発酵させて干した乾パン、樹液を煮詰めたもの(木の種類で味が違う)、エール種瓶、果実酒(酢)瓶、そこに旬の野草や花、放し飼いの鶏卵が加わり、季節の様々な料理が演出される。塩が貴重品、味付けは純朴で、素材そのものの風味が生きる。辺りの"探索"で"食材"を収穫可、採れるものは季節で様々、"木の実や野草"は段々畑で、"ハーブ類"は食堂横に植栽。
- 行動の選択:料理、薪調理、食事、保存食作り、お菓子作り、ハーブ調合、レシピ考案、レシピ確認、台所の講習など。※イベント時:友人や猫との交流の場にも
- 備考:食料庫を鼠などから守る猫「リア♀」が常駐。大好物のお魚ご飯をあげると親密度UP、ただしやりすぎ注意(お腹いっぱいだと働かない)
- 工房:(土を焼いて器や煉瓦を作ったり、木材加工したり、石を細工したり、麻糸を紡いだり、布を織ったり、主に生活道具を作る場所)
- 位置関係など:食堂の隣に隣接、外の薪ストーブも併用。内作業と外作業を行き来するため入り口が"土間"になっている
- 器具一覧:"薪棚"、"焼き窯(器や炭を焼くのに)"、"斧、ノコ(木材を切る)"、"鋤(土を掘り出す)"、"水瓶"、"作業台"、"金槌"、"打ち石"、"籠"、"竹ひご"
- 器について:粘土を水と混ぜて捏ねて練り返して焼き上げた陶器や、大きな葉っぱ(ハランの木が傍にある、たけのこの皮を蒸したもの等も使う)箸は竹製、or樹の枝。スプーン
- 行動の選択:木材加工、薪割り、竹炭製作、竹細工、器作り、煉瓦ブロック作り、裁縫など(鉱石の錬成はできる?)夏場は火を使わない作業が主
- 備考:火を使うので温かい。冬は工房で作業したり、寝室とする場合が多い、また加工で出てきた木材チップと有機資材を混ぜて温床も作れる。土間に鶏小屋がある。
- 庭園:(季節の果物や野草が採れる、食堂の立地の段と、上の2〜3段を活用、書斎の下にも一段)
- 採れるもの:季節の果物、木の実、野菜、麦、蜂蜜、樹液、キノコ
- 行動の選択:探索、採取、キノコ栽培、種まき、苗植え、蜜蜂箱設置、植物や虫との交流など
- 備考:土台に模様が描かれていて、通路と植栽部とはっきり高低差が設けられる。上の段から眺めると、何かの絵画や模様になっている。
- 隠れ家:(秘密の場所)
- 備考:箱庭からも独立した場所。所在地不明。留守を使う場合や、秘密の逢瀬に活用。ただし目立たない場所を自ら確保し、拠点とする必要がある
- 閉ざされた森:(入り口と奥の通路が藪や蔦で覆われて進めない)
- 成り立ち:有史以降の大地に無理を強いた農地開発の跡、精霊達は森の奥に去り、扉を閉ざした。人間と関わらない道を選んだ
- 行動の選択:入り口を調べる
- 備考:現在は扉を開く鍵が謎、おそらくは箱庭世界を充実させることが鍵?
- 詳細説明:「書斎+竹林:5ar、食堂+ハーブ園:5ar、段々の庭園+水晶林の小道+秘密の隠れ家+見晴らしの丘:30ar、閉ざされた森林地帯入り口:10ar+最奥:50ar、標高:200mほど、気候:-5℃〜35℃、立地:段々畑跡。上の段に行く度に見晴らしが良くなる)
- 舞台の歴史:有史以前より人が暮らしていた山だが、有史以降は農耕文化で平地を求められたため、山の斜面を削って段々畑の耕作地に。文明が発展するに連れて、雑木が切り倒されたり建築用木材の木が所狭しと植えられたり、水田利用で水の流れが止められたりと開発が大規模になったが、伴って若者が都心に流れて滅多に人が通わなくなり、無理に人の手を加えた跡が放棄地になってしまう。そこにスセンが移り住んで少しずつ自然の暮らしやすい環境を整えていった。
- 未来の展望:自然界の生命たち、其処に住む人両方の視点で、より素晴らしい環境を形にしたい。舞台は総意志となって存在に働きかけ、サポートする
- 問題点など:未だ手づかずの場所「奥の森林地帯(藪だらけ)とその先」が在る、古えの精霊たちが閉じ篭って人を寄せ付けない
- 景観:樹々の配置、大地の模様(畝)、色とりどりの花々、蜜蜂、鳥たち、猫、水晶林の小道、遠くに猪、鹿、馬、奥に自然の森、精霊や妖精の存在
- 住まい:簡易小屋、石造りの土台と杉の木材で作られた10㎡ほどの家...が要所要所に幾つか。草と蔦の繊維で折られたスロープに寝る。藁を敷き詰めて猫と寝たり、鶏と寝たり、他の建物に書斎だったり食堂だったり秘密の隠れ家だったりがある
- 食文化:探索スポット「食堂」の欄に記載
- 服装:簡易な麻の生地で、藍や草木染めで仕上がった服装。スセンのローブはこの藍染め。クリスのワンピースは草木染め。靴は下駄か裸足。
- 舞台のルール
- ルール:自然から生きる糧を見出せば、年齢関係なしに誰でも一人前になれる。各々の、森羅万象との関わり方が生き様に現れる
- 成長:存在と繋がること、そのものを感じ、理解することで彼らを活用できるようになる(段階を経る毎に「リンク」が強化):自身の身体を理解し活用することから、空気や水、土を理解すること、植物や木から食べ物のこと、猫、鳥、虫、あらゆる動物の特性、星、光、小さな見えない生き物たち、マナ...精霊、聖獣、森羅万象あらゆる存在に対して...理解し、繋がることで見出される能力、新たな物語の視点、望むべくして起こる事象(人智を超えてすらも)は、心から信頼を結んだ彼らの存在を通じて発現される。どんな存在と繋がってどの特性や技能を見出していくかは、各々の自由。
- 制約その1:物理的な移動手段が限られる、馬に乗るか徒歩。初期状態では箱庭から出られない。何らかのキーイベント(異次元に強制転移...からの帰還?)を経て自由にそちらと行き来することができる(行動範囲が広がれば、時空元を跨ぐのも可能かもしれない)
- 制約その2:始まりは人間以外の言葉がよく分からない、何を訴えてるのかよくよく耳(だけでなく、5感全て)を研ぎ澄ませて、感じ取る必要がある。本文では地の文描写で分かる範囲を示す
- 舞台の相関図
- 第一話「発端(始まりの書について、なぜこの本が記されたか)」
- 第1幕「状況設定(なぜ書が描かれる? 読み手と一緒に、情景を紡ぎだすように、記憶が代々引き継がれるように)」
- 2018年:序章の描き出し
- とある山奥にひっそりと暮らす男、体験談を通じた物語を描き始める、未来の子供たちに物語を引き継いで欲しいと願った
- 「起」(最初に白紙の頁を見開く)
- スセンが、白紙の書を、パラパラと、見開く。
- 新たな物語を思案していた。
- パラパラと、うっすら蝋燭の明かりの中で、虫の声、夏至の次の満月の夜
- 此の書斎では、過去に綴られた歴史の数々、幾層にも積み重なって、眠っている。
- 記憶は忘れ去られることのない、どんなに時代を経ても、身体が遠くに離れても、未来永劫あらゆる存在との繋がりを覚えていることだろう
- 書に記された無数の物語は、今も紡がれ続けている。各々の魂と肉体、流れる水に、この大地に、そして星の瞬きに。
- 第2幕「承」(とある山奥にひっそりと暮らす男、体験談を通じた物語を描き始める、未来の子供たちに物語を引き継いで欲しいと願った)
- 彼はまた、自分の生きた証を、この大地に遺したいと願った。
- 記憶を、生きた証を次世代に継承するため。永遠の生の在り方を内包
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 大地の記憶が、虫や、樹々を通じて、少しずつ鮮明に描き出されていく。
- 男は、それを理解できる範囲でしか描けない。だけども、読み取れる範囲で、輝きあふれる箱庭世界を築きあげたいと願う
- 『○ー○~S』小さな音の形が、無数に織り成されて。
- MidPoint!!(そして次世代に語り継がれる物語を、子供たちへ)
- 第3幕「流れの転換(これから読み始める物語について)」
- 「転」(詠み始めるのは、男が、この大地を通じて、未来の子どもたちに語りかけたい言葉。)
- 「こんにちは!」祖の響きは、今日を生きる存在の証。 )
- 続く言葉は子どもたちに継がれ、そのまた子どもたちの、子どもの子どもの、ずっと未来の子どもたちへの「贈り物」として、自身の物語を書き記して欲しいと願う。
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 終幕「変曲点(呼びかけ)」
- 「結」(ほら、おいで。私の書は言葉と音が織りなす形、続きはお前さんに頼んだぞ。)
- 魂が永遠を生きるに相応しい、生命の旅路を、己の理想郷を、未来へ、存分に、想いのままに)
- 男は、静かに目を閉じた。
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 第二話「展開(少年は見知らぬ丘のうえで星屑を拾う、おじいさんと出会う。此処はどこ?)」
- 第1幕「状況設定(セールスポイント)」
- 最初の物語が描かれてから50年後の舞台
- 人類文明が崩壊した後の、都市部は廃墟に。山間部にスセンの築いた箱庭、およびその近隣で、人々はのんびり生きている。
- 「起」(少年は見知らぬ丘に降り立っていた)
- 少年は、見知らぬ土地に降り立っていた。
- なぜそうなのか判らない、辺りの草原や丘からの眺めを見ても、何も知らない
- 意識が曖昧なまま、行き先も分からず、どこへ向かうと言うのか。
- 「何をしていたんだっけ?」
- 此処に来るまでに、何か目的があったはずなのだ。
- 置き去りになった記憶、その何かが今にも思い出されようとしている。けれども、鮮明に想い描くことができない。
- 第2幕「小高い丘へ(この場所は、どんな処なのだろう? 情景描写を主に)」
- 「承」(少年は、草原の先に見える小高い丘へ向かった。)
- 少年は、草原の先に見える小高い丘へ向かった。
- そこから、きっとここ近隣の地形を見渡せるはずだから。
- サラサラ、光の粒が零れる。足跡を残して、彼は歩き出す。
- ただ不思議に、魅力あるこの大地。かつて踏みしめていた現実味は、未だおぼつかない。
- 頂が見えてくるにつれ、太陽はあと僅かで一日の役目を終えることに氣づいた。
- 夕闇に染まり行く空、西日は連なる雲で反射する。あとはもう、かすかに地上を照らすだけだ。
- 夜の兆しが、見え隠れしている。東の空に、白くおぼろげな星々が、うっすらと存在していた。
- 「此の場所は…」
- 頂、小高い丘から見える眺めは、薄闇に包まれた。
- 景色は、その光も届かず。ただひんやりと、その場で隠されて。
- 次々と影に覆われていく。空。星。星が瞬いた。
- 手をかざせば、其処に光がこぼれ落ちてくる。
- MidPoint!!(風は、一つの星せいの終末を告げる……)
- 第3幕「流れの転換(不意に、おじいさんから声をかけられる。)」
- 「転」(「おや? 先客とは珍しい」)
- と、その清寂な輝きに心を奪われかけた瞬間、不意に声を掛けられた。
- 壮年の貫禄がうかがえる、落ち着いた声。そこには、紺色の衣を纏う男が立っていた。
- 少年は驚いて応える。まだ幼さの残る声は、高く透き通った響きを奏でた。
- 「...あなたは?」
- 「ふむ、わしは此処で星屑を掬っておるんだよ。」
- やや老成した言葉遣い、その男性は穏やかな響きで返す。 彼の手のひらには、すこし砕けた星の結晶が見事な異彩を放っていた。
- 星降る夜の最果てに。
- ここは、水晶林のはずれにある小高い丘。
- 崩れ、光の結晶として零れ落ちる。なきあと。
- その血に流れるコトダマと、繋ぎとめる一陣の砂塵が舞い降りる。
- 天と地と、隙間を縫うかのように……
- 「僕は…」
- 星と会話する。
- けれどもそれは唯、一方的に言葉を投げかけるだけだ。
- もしくは、それを自分の中に巡らせて、消え行く。
- しばらくして、少年は言葉を続けた。
- 「ちょうど僕も、星のかけらを拾ったんです。これ...」
- 先ほど両手で受け止めた星屑の欠片を見せると、男性は少し驚いた様子で、少年の手元に伝う光の軌跡を追っていた。
- 「ほぉ… お前さんにも星の旋律が聞こえるんだな」
- まばゆく煌めく星空の下、老人は少年の全貌を眺めていた。
- 零れた星屑の灯が、二人の間を巡って共鳴しているようだった。
- 「お主の行き先は。そうなのか...」
- 男はそう言って間もなく、手を振りかざした。
- ひらりと空のかけらと交わる、意識の一部分がそこに赴いたのか。
- 光の成す、言葉を一つ。此処で見届ける。
- 闇夜に輝く宝石は、儚く、強く。あるべき場所へ次なる輝きを解き放つ。
- 「さて、此れだけあれば十分か」
- 彼は、今何をしたのだろう。
- 少年のその瞳には、まるで手の伝う形跡も無かった。
- 彼の周囲に一陣の風。其処にふわりと舞う星の欠片たち。
- そこから少しばかり、大氣に導かれて天に帰っていた。
- 終幕「変曲点(星屑を拾い終えたおじいさんは、お茶に入れて飲むのを提案。美味いんだなこれが)」
- 「結」(お互いに自己紹介して、おじいさんの書斎で一緒に御茶することにします)
- 「此処で拾った星は、格別に美味いんだよ。紅茶なんぞに浮かべて飲むとな…」
- 「紅茶...?」
- 「善ければ、わしの家に来んか? 自慢のお茶を入れて差し上げよう」
- よい退屈しのぎになりそうだ。
- と続く言葉に、マーリユイトも嬉しい提案だと感じた
- 「是非。お願いします、えっと...」
- 「ああ、お若いの。わしはスセンという名だ」
- 「僕はマーリユイト... マーリユイトです」
- 確かな記憶の旋律が、微かに心を震わせる。
- 空はまだ宵闇には至らず、これからが天を漆黒に染める時。
- 第三話「MidPoint!!!(炎の召還と魔法陣について、文明の起源を...灯す)」
- 第1幕「状況設定(スセンの書斎へ案内される、本が山積み、炎炉で暖を取らせてくれる、星の紅茶を飲む)」
- 文明崩壊後の西暦2068年、古代魔術の起源を、そして力の核心に迫る。それは生きて折るのだよ
- 肌寒い秋の終わり、もう日が暮れて突き刺すような冷たさ。炎の温かみと、星の紅茶で暖を取る。おじいさんと会話する。
- 「起」(スセンの小屋へ案内される、道中やお部屋の描写など。薄暗くて外観はよく判らない)
- なだらかな丘の小道を下ったところに、スセンの小屋が見えてくる。
- 星明かりの空の下。夜の氣配漂う薄闇。
- 「ようこそ」
- と、入り口の扉を開けた先は、暗がりで覆われていた。洞窟のよう。
- 中は、湿っぽい木々の香りで充満していた。
- そして様々な本、本棚。机の上にずっさり詰まれた書籍。
- その一つ部屋の間取りに、古びた記録のなんと多く嵩張っていることだろう。
- 「どうぞ、お掛けなさい」
- マーリユイトは椅子を勧められた。
- ほうほうと隙間風のなびく肩身に、いくらか冷たい空氣が触れる。
- 第2幕「炎の出現(何処からともなく現れた炎によって、お部屋の様子が一変)」
- 「承」(炎が出現、突然のことで驚き、なぜ??? そのことで頭がいっぱい)
- 暗い、マーリユイトは少し、室内の暗さを氣にかけた。
- これから明かりが必要だ。或いは『月』の満ちた夜であれば。
- と、感じたその時。スセンの指先が、すぅっと空間にサインを送ったかと思うと。
- 部屋の片隅に、炎が突然に現れた。見間違いではない。
- 暗い、マーリユイトは少し、室内の暗さを氣にかけた。
- これから明かりが必要だ。或いは『月』の満ちた夜であれば。
- と、感じたその時。スセンの指先が、すぅっと空間にサインを送ったかと思うと。
- 部屋の片隅に、突然に炎が現れた。「暖炉」の火だった。
- 弾け出す薪の音、スセンは種火を拾い、蝋燭にも明かりを灯す...
- 「今日は久々のお客さんだ。よろしく頼むよ」
- そう言って部屋の主は、暖炉でお湯を沸かしはじめる。
- ふわりと揺れる橙色が、辺りを優しく照らした。
- 少し戸惑いながらも、マーリユイトはその灯に魅入っていった。
- 無作法に調合されたお茶の葉を一掬い。
- 夜間の封を外し、丁寧にお湯の中へ入れる。
- 草の色が、徐々ににじみながら。薄く次第に、色の現実味を帯びていく。
- そこに星屑を溶かす...
- 暖炉の片隅で...『炎』が独りでに舞う、不可思議な現象に目を配る。
- どんな仕掛けなんだろう? と、思考を遮るように、スセンはティーカップを持って呼びかけた。
- 「さぁ、星の紅茶だよ」ただの紅茶ではなく、中央に星の欠片が浮かんでいる。
- 刻々と中央の星屑が解かれていく様が、だんだんと溶けて小さくなっていく様が、どこか儚げだった。
- 解かれていった星屑が一瞬の光を解き放ったかと思うと、その上で淡い橙色のオーロラが湯氣のように霞んだ。
- 「不思議な色…」
- 幻灯。星命のゆらめき。
- 星屑の香りと時間の流れる境目と。
- 紅茶の味が、ちかちかと刺激するよう。
- 口当たりがお星様って。
- 「良い色観だ。星が落ちて間もないほど、こうして鮮やかに色づく。」
- 星を飲み込むって、どんな気分なのだろう。(きいてない)
- それはもとより、役目を終えた星の欠片はこうやって、お茶の中に消えてゆく運命なのか。
- 大自然の星々が流れ行く夜の狭間、この部屋だけは異空間に留まる別世界だ。
- じっと座って、流れる星の軌跡そのものを味わっているのだから。
- MidPoint!!(星の軌跡は、物語の中へ...)
- 第3幕「流れの転換(マーリユイトはスセンに尋ねた。炎はどこから現れたのですか? 古来魔術の真相に触れる言葉...というのが当たり前すぎて今更)」
- 「転」(炎の魔術の起源と発生の原理について)
- 光と影がまどろみ、様々な想いが原型を留めず無くなっていく。
- 終焉を迎える沈黙。そして新たに炎の生まれ出る瞬間を垣間見る。
- 二本目の蝋燭、またもや何の前触れもなく、指先が何かをなぞったかと思うと突然に火が灯った。あれは・・・?
- マーリユイトはスセンに尋ねてみた。
- 「どうやって...その、炎が現れたんでしょう?」
- 「ふむ、この灯火の出処が気になるかね?」
- スセンは徐ろに手を伸ばした。部屋中に散らばる書の中から、一冊の本が取り出される。
- 星の紅茶をひとすすり。
- 淡く、深いよどみが、くっと喉を潤していく。
- そして、星の消え行く様が跡に残される。
- 「どれどれ、このページに描かれている『綴りもよう」が"灯ほのお"の招待だよ」
- 淡く、深いよどみが、くっと喉を潤していく。
- そして、星の消え行く様が跡に残される。
- 「どれどれ、このページに描かれている『綴りもよう」が"灯ほのお"の招待だよ」
- スセンは、頁半ばの"炎の理"と記された箇所を見開いた。
- 解説するとな。"炎の現象"とは「生命の終わり」を司る「エネルギー」が迸り、ある臨界点に達して発現する...
- 「生命」とは"真名マナ"を宿す全ての存在(この本も、私やキミも、丘で拾った星屑も、周りの生きとし生けるものを構成する全て)のこと
- 一方で炎の「エネルギー」となる要素は、中空のあらゆる領域に「火の精霊達」が出番を待ち望んでいたりする。
- 特に油分の多い、朽ちた有機体には群がってな。
- 「働きかける意志」によって、それらを一点に、臨界点まで集約させたとしよう。このように螺旋と回転のエネルギーを一点に貫く。
- 凄まじいエネルギーの摩擦が火を齎し、役目を終えた生命を天に還すのだ。
- ほら、迸る焦熱が火花となって出てきた。星は生まれ変わる、小さな宇宙ホノオの成り立ちが再現されるのだ...
- もう一度、スセンは炎を導いてみせた。
- その綴りもようになぞって、赤々と燃える火のイメージが脳裏を過ぎる。
- 『炎は、完全に消えるまでは眠った状態。今回は熾火から、ちょっと起こしただけだな』
- 風の流れで、炎は息を吹き返すのだと。
- 瞬間。赤く。鮮やかなオレンジ色の筋が、渦をまとって拡散したかと思うと。
- 瞬く間、小さな炎が姿を現していた。
- 炎は螺旋を描くように揺らめいて、蝋燭の先端に留まった。
- くるくると、風で踊っているようにも見える。
- 『その昔、彼らは四大元素から世界を捉え、創造を試みようとした』
- 「火」や「水」「風」「土」など。
- それら万物の姿を象る「理」...つまりは存在の成り立ちを、「真名」によって示す。
- そのマナを「導く」ことで、宇宙に蔓延る特定の粒子エネルギーが集い、「存在の成り立ち」が再現される。
- 光の粒は小さき精霊たち。各々の「譜面(紋様)」になぞって、その光は森羅万象あらゆる出来事を忠実に描き出す。
- と記された古代の文献「真の創造」は、一部が解読されて近代の文明にも伝えられた。解読した者は、それらを『魔術神 術』と呼び分けたそうだ。
- 「魔マ」の力と関係を結び、魔の名の下に超常の理を再現する「術」に当て嵌まるモノ。
- 或いは「神シ ン」なる名のもとに祈り、その神が有する「奇跡」を導くことに該当するもの。
- 「...総じて、どの見解も、限られた「現象」の一端にすぎないが。」
- とスセンは一旦締めくくる。この人は語りだしたら止まらなくなりそう...
- 「あ...」と、呆気にとられる来客の姿を前に、スセンは我に返ったようだ。
- 案の定、マーリユイトには「??」何を言ってるやら、上の空で聞き流したりした。
- でも何となく、魔法使いみたいでスゴイなぁと、感慨を抱いた(フ)りもした。
- 「スセンさん、そんな知識をどこで…?」
- 「ところで、マーリユイトと言ったか…」
- とこ(ろ)で...と軽く言葉が被さり、少年は今一度尋ねられる。
- 終幕「変曲点(スセンの勧めによって、マーリユイトは一晩をスセンの書斎で明かすことになる)」
- 「結」(そしてマーリユイトは、お部屋の中で一人、夜を明かすのだった)
- 「お前さんは、何処から来たのだね?」
- 「ど、何処からって。それは…」
- ・・・マーリユイトは口を噤むしかなかった。来た場所はおろか、自身が何者であるかさえ「名前」以外さっぱり覚えていないのだから。
- ふむ、とスセンの額に、横一線の皺が浮かんだ。神妙に瞳が閉じられる。
- マーリユイトは吸い寄せられるがままに、その表情の変化を見て取った。
- なぜだか、自身のありのままを観られているような感覚に陥った。
- 「分からないんです。気がついたらあの場所(丘)で目が覚めて...」
- スセンは静かに眼を開ける。どうやら少年の存在する座標は、この時間軸に示されていないようだと。
- マーリユイトは吸い寄せられるがままに、その表情の変化を見て取った。
- なぜだか、自身のありのままを観られているような感覚に陥った。
- 「分からないんです。気がついたらあの場所(丘)で目が覚めて...」
- ふむ、とスセンの額に、横一線の皺が浮かんだ。神妙に瞳が閉じられる。
- マーリユイトは吸い寄せられるがままに、その表情の変化を見て取った。
- なぜだか、自身のありのままを観られているような感覚に陥った。
- 「分からないんです。気がついたらあの場所(丘)で目が覚めて...」
- 第四話「変化(キーワード)」
- 第1幕「状況設定(セールスポイント)」
- 時代背景
- どんな境遇か?
- 「起」(事の起こり)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうなる(する)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 第2幕「テーマの葛藤(セールスポイント)」
- 「承」(時間経過、境遇がどう変わっていくか?など)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうする(なる)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- MidPoint!!(物語のキーポイント)
- 第3幕「流れの転換(セールスポイント)」
- 「転」(場面の移り変わり、事態の急変、どう対処する?)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうする(なる)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 終幕「変曲点(セールスポイント)」
- 「結」(導き出された結果と今後について)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうする(なる)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 第五話「結末(キーワード)」
- 第1幕「状況設定(セールスポイント)」
- 時代背景
- どんな境遇か?
- 「起」(事の起こり)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうなる(する)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 第2幕「テーマの葛藤(セールスポイント)」
- 「承」(時間経過、境遇がどう変わっていくか?など)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうする(なる)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- MidPoint!!(物語のキーポイント)
- 第3幕「流れの転換(セールスポイント)」
- 「転」(場面の移り変わり、事態の急変、どう対処する?)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうする(なる)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感
- 終幕「変曲点(セールスポイント)」
- 「結」(導き出された結果と今後について)
- 誰が、何を、何(誰)に?、どのように、(いつ、どこで)
- なぜそうする(なる)のか?
- 景観、音、匂い、感覚、味、第六感