外界の周波数と固有振動の共鳴

今回は、異なる音が合わさった時の増幅について見てみます。
例えば洗濯機の脱水を作動させた時、ある回転数を境に洗濯機が大きく揺れ動く。
というのがあります。一昔前の洗濯機は凄かったですよね。

これは共振の原理と同じ。
洗濯機の元々持ってる固有振動数
それが外側の回転層の振動周期と一致し、エネルギーが増幅された為に起こります。
周期の一致する境目が共鳴ポイントになる。
音を扱う際、これを利用しない手はありません。


ちなみに洗濯機の回転層の軸は不安定で、このとき大きなエネルギーに振り回される為;
無駄なエネルギーが周囲に拡散、自己負担も倍増しちゃいます。
お陰で、けっこう危険で壊れやすい状態に陥ります。


不安定な共振をさせない為には、回転数の周期を素早く上昇させる事です。
共鳴ポイントを過ぎれば、エネルギーが1+1で済むので普通の結果に終わります。

この時なぜ共振させる事を避けなければならないのか。
が綺麗に定まってないからです。
大きな力を扱うには、自分がそれに振り回されてはいけない。
共鳴ポイントを無駄無くに扱うのに、中心を据えて動じない姿を必要とします。
そうすることで、倍増されたエネルギーを綺麗に働かせる事が出来ます。


以上の観点から、音の共振を利用する際は中心軸を一定に保つ事が大事。
そして固有振動(自身の存在)を0に近づけてください。
そうすれば、おおよその外界のスペクトルを共鳴ポイントとして取り入れる事が出来る。


あとは、自分の中でそのスペクトルを上手に活用しながら流すのです。
。。。歌に応用出来ますよ。