あーむ、夢か

ここまではっきり覚えてることも珍しいくらいのだった。

世界が終わる瞬間を見た。

兵隊さん、たくさん総動員されてた。

その人達、奪うのに必死だった。自分たちが生き残るために。

私たちは逃げ回っていた。時が来るまで。

最初は宇宙旅行をしてた気がする。

それがタイムリミットが迫って、昼が夜に変わった。

塔に、USBデータを奪おうと検査の名目で入ってくる警察官。

ああ、あれは、逃げる時に手放してしまったんだ。
 

結局、咎められるものは何もなかった、

彼らが還った瞬間、この場から立ち去ろうと思った。

ビルの窓から急降下して、安全な場所まで逃げようと思った。

警察みたいなのが笑笑追いかけてくる。

分かれ道で選択を間違えて、安全地帯から離れていまうが、その瞬間にたくさんの追手が迫ってくるが

自分の後について来た人が、代わりに助けてくれた。

道を正して、境界線まで踏み越えた。

そしたら、境界線を超えたら大丈夫だった。

白いベレー帽の人たちが、境界線を守っていた。

兵隊さん、それ以上は怖くて近づけないみたいだった。

囲いの中で、歌姫が高らかに歌っている。

あれは、結界?

 

とにかくここまでくれば、生命が脅かされることはないのだと悟った。

たぶん、周りは放射能だらけだ。兵隊さんはいつの間にか居なくなってしまった。

一夜明けて、たくさんの人が犇めいている。これからどうやって生きていけばいいんだろう?

そんな中、マスターが炊き出しを行っていた。

マスターの作るのは美味しんだ。

でも、それを食べたときに不安のようなものが押し寄せた。

このまま食べるだけでは、いずれ食べ物が尽きてしまう。

何かしなければ、、、

炊き出しに出た器のゴミを片付け、このゴミがコレ以上溢れないように。

新天地を目指して行った。

途中、ドワーフたちに出会った。

あの人達、たくさんのゴミを一か所にまとめていた。

ああ、こんなにゴミが。。。。数十袋以上だ。。。

やっぱり、コレ以上炊き出しに頼るわけにはいかない。

痩せた土、灰色の土地、その在り処を読みながら、種を蒔いた。やっとだ。

そうだ。もう、誰も邪魔するものは居ない。ここまで来るの長かった。。。

多大な犠牲があったが、ようやく、緑あふれる地を、自分たちの手でつくっていけるんだ。

 

これまで、単なる夢だということを、肌で感じてた。

隣には居なかったんだ。誰も。

数ある選択肢の中の一つで、今の段階で、こんな未来なのだろうか?

 
 
やり直して、もっといい未来を構築できるとすれば、どうすればいいのか。

再び、夢の中で模索することになった。

時間が巻き戻って、ここは….学校かな?

なんか、やっぱり未来視をした後だったから、種や植える植物のことに夢中になった。

したら、先生みたいなおばちゃんが、こう云うんだ。

あなたは何をやってるの? 全然勉強できてないじゃないの。

好きなことはやってもいいけどね、せめてお勉強の役に立つことをやってみたら?って。

 
あー、それ、やる気でないパターンだな(o _ o。)

なんか、白黒の陰陽胡麻せんべいのパッケージを英語化するお手伝いしてくれって云われた。

なんでだ? 五輪が近いからかな? 海外の方に買ってもらうためかな?

なんかめんどくさかったんで、Google翻訳みたいなのでテキトーに打ちなおして提出した。

「あなた、まだ時間はあるんだから少しずつやっていきましょ? せっかく私たちの企画なんだから」みたいなふうに云われた。

 

いや、そうこうしてる時間も暇もないんだけど?!タイムリミットは刻々と迫っている。

一刻も早く設計図を完成させて、今度はUSBも奪われない状態で、早くに緑を復活できるような準備がいるんだよ。。。メモリも量産して、色んな所に仕込んでまわるかね。

っていうのを、自分一人でやろうとしたな。周りは理解せんな。

周囲の心配そうな目(勉強しないから)は、面倒だった。無視を貫いた…
 
ホント、皆も未来視できたら早いのにね、なんて独りごちながら。

 

教室ね、この時、月の時間、みたいな感じになった。

へんな音波が本能の奥底を開放させる時間なんだって。

みんな、本性丸出しになっちゃう。

在る特定の人は、逃げるのに手一杯。

もう一方、おどろおどろしい魔物みたいになる子は、衝動的に襲いかかろうとする。

敵も味方もあったもんじゃない。

隣の人は、魔物化する、あれに向かい合わねばならんのかね。さて。

いいようもない力が沸き上がってくる中で、脳天からのケリをお見舞いした。

そしたら相手の様子がおかしくなる、なんかいびつな形に変身してく!!

アレがきっかけで覚醒しちゃった? ケリをお見舞いしないほうが良かった?

逃げよう(。0 _ 0。)ノ

廊下に出て、階段のところで今度は、4階の窓から校庭に向かって飛び降りた。

リボンか何かで枝から枝へ。

そうやってまた逃げるんだ。あれは変に刺激するもんじゃないなと。

「ちわ〜、宅急便ですー」

そしたら宅急便で目が覚めた。


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