ヴァイオリンの音色

ヴァイオリンの音色

本当に不思議。
同じような形、同じような造り、同じような弦の長さ。
ヴァイオリン、一つとして殆どが同じように映るのだけど。

本当に一つ一つ、音色が違う。

 
特に、演奏する人でものっっすごく音色が違う。
同じ演奏する人でも、その時の体調や気分で、全然音の響きが変わってくる。
ここまで弾く存在で変わる楽器って、他にあるだろうかってくらい。

ヴァイオリンの難しいところであり、魅力にもなってる。

 
この楽器に触れるようになって
「音」をもっと身近に感じるようになりました。

パワーストーンの影響が、音で示されるならばきっと
このヴァイオリンの音色がそれに近いんじゃないかって。

 
一つとして同じ石がないように、一つとして同じヴァイオリンはなく
また、身に付ける人。演奏する人で、それが魅せる表情や音色が段違いに変わる。

 
この楽器に出会えて本当によかった。
物事を、今まで得た物の考え方や自分の推測だけで観てたのが
実際に、音で聞いて体感できるようになったんだから。

 
ホントは幼少の頃から始めたい楽器だった?
だけど、今。数十年の人生で培ったもの全てをもってして
ヴァイオリンという新しい身体を手に入れた実感も、他の人にはない特別なものに感じてる

おそらく、おそらくだけど。ある程度弾きこなすくらいは問題なく行えると思うんだ。
今までの10年分くらいの遅れはすぐに取り戻せる。

ヴァイオリンの上達は、掛けた時間じゃない。
その楽器をどう捉えるか、想いによるところが大きい。
それをどう捉え、どう接してきたかが、実際に演奏したときに現れる。

 

ヴァイオリンは、自分の人生と一緒に成長していく楽器だし。
自分の物の考え方、生き方、演奏のスタイルを記憶して、それに合った音色を響かせてくれる。
もちろん、製作者の思いや、素材となった樹の情報、想いまでも根幹に反映されるだろう。

色んな存在を感じる。
色んな存在の生命の足あとが
ただひとつの楽器に集約されて響き合う。

こんなに素晴らしい楽器が、世の中には存在したんだ。


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