テキスト音楽サクラの使い方【ソースの描き方編】

テキスト音楽サクラ(TextMusic SAKURA)のソースについて

http://oto.chu.jp

 

テキスト音楽サクラのMMLファイル。
同じ曲を再現するにも、その描き方はもう色々です。

「ドレミ」のストトン表記で書いたり
「cde」のアルファベットで書いたり

予め音色や音量やリヴァーブなどの設定を指定しておいたり
パートごとに別けて書いたり、色々。

決まった描き方がないから、人それぞれでバラエティの富んだソースを垣間見ることが出来ます(サクラの曲掲示板にて)
そういう人のソースを覗き見て「これいいな」て思う部分を取り入れつつ、自分なりの描曲のスタイルを確立していく。そうやって始めたての頃から、自分なりの曲の描き方を定着させていってました。

で、後から当時のソースを見るに・・・どれが何の音なのか分かりづらい。
どういう感じかというと、ちょと簡単な曲のソースを載せときます。

以下長文

まず、従来のソースの描き方

曲名{“氷月夜”}
作者{“秋野ると”}
Tempo=120 //テンポの速さ。数字が大きいほどはやい
拍子3,4 //これは3拍子の表記。4拍子の場合は「拍子4,4」
Key=0
TR=4@73TR=5@73
TR=1 @9 l8 P=0 V=100 v80
//「TR」はトラックの指定。
//「@」は音色の指定。
//「l(える)」は音符の長さの指定。この場合8分音符
//「P」は音の出る方向。0〜64〜127(左〜中央〜右)
//「V」は基本音量の設定。0〜127。最初だけに指定する。
//「v」は音量の設定。音量はこちらを主に調整する。

[3″シミシ^^^
“ラレラ^^^
“ソドミファ#ソ^
“ファ#”シレミファ#レ
“シミシ^^^
“ラレファ#ソラ^
“ソ”シミファ#ソ”シ
“ソ”シミファ#ソ^

“シミソ^^^
“ラレファ#^ミレ
“ソドミファ#ソラ
“ラレファ#ソラ^
“ソドミファ#ソ^
“ラレファ#ソラファ#
“シミファ#ソラシ
`ミ24シ24`ミ24^^^^^]

TR=2@9l8o6
[“シミシミシ^
ラ^^ソファ#^
ミ^^^レ^
ミ^^^^^
“シミシ^`レ^
`ド#24`レ24`ド#24^^^シラ
シ^^^^^
^^^^^^

“シミシミシ^
ラ^^ソファ#^
ミ^^^ファ#ミ24レ24ミ24
“シ”ラ”シ^^^
“シミシミシ^
ラ^^ソファ#^
ミ^^^^^
^^^^^^]

TR=3@90q99o5v60
[16r2^4]
大きく’シミ’^^^^^
^^^^^^
‘`ド#ラ’^^^^^
^^^^^^
‘シソ’^^^^^
^^^^^^
‘ミラ`ド#’^^^^^
^^^^^^
v50
‘シ’^^^^^
‘ラ’^^^^^
‘ソ’^^^^^
‘ラ’^^^^^
‘シ’^^^^^
`ド#^^^^^
ソ^^^^^
小さくソ^^^

TR=4q99o6V=100v80
[32r2^4]r-4Tempo=114ソ8ラ8
シミ`レ`ド#^シ8ラ8
シミミ8レ8ミ^8^16r16ミ8ファ#8
ソラソファ#^ソ8ファ#8
ミ^レミ^8r8ソ8ラ8
シミ`レ`レ`ド#8シ8ラ
シミ8レ8ミ8ファ#8ミ^8^16r16ミ8ファ#8
ソラソファ#レ”シ
ミ^^^^r

TR=5q99o6v40p%=-512
[32r2^4]r-8ソ8ラ8
シミ`レ`ド#^シ8ラ8
シミミ8レ8ミ^8^16r16ミ8ファ#8
ソラソファ#^ソ8ファ#8
ミ^レミ^8r8ソ8ラ8
シミ`レ`レ`ド#8シ8ラ
シミ8レ8ミ8ファ#8ミ^8^16r16ミ8ファ#8
ソラソファ#レ”シ
ミ^^^^r

TR=6@50q99o6v63
[28r2^4]
EP.T(0,40,!1,40,127,!1^2)
‘”ラミ’^^^^^
^^^^^^
‘シミ’^^^^^
‘ミ`ド#’^^’ファ#ラ’^^
‘ソミ’^^’ファ#レ’^^
‘ミ”シ’^^’ド#ミ’^^
‘シミ’^^^^^
‘ラミ’^^’`レファ#’^^
‘ソミ’^^’ファ#レ’^^
EP.T(127,127,!2^4,127,0,!2^4)’ミ”シ’^^^^^

TR=7@47v80l8P=127
[32r2^4]
“シ^ソラシ^
`ド#^^^^^
“シ^ソラシ`ド#
ラ^^^^^
ソ^ファ#ソラ^
ファ#^ミファ#ソ^
ミ^^^レ^
ミ^^^^^
ミ^シラシ^
`レ^`ド#^ラ^
ソ^ファ#ソラソ
ファ#^^^^^
ソ^ファ#ソラ^
ファ#^ミファ#ソ^
ミ^^^^^
^^^^^^

1トラック毎に始まりから最後まで通しでソースを描いてましたね。
そのおかげで、今このソースの文字は、どの再生タイミングのどの音なのか。感覚的に分かりづらいってなる。
当時から、ソースを弄ってて音の場所が判別しづらいことは感じてました。

これって、ソースの描き方が不味かっただけだったんですよね・・・
これを時間(パート毎)で整理して描くとこのような感じに改善される

曲名{“氷月夜”}
作者{“秋野ると”}

~{★}={y(64)(0)y(64)(127)}//放す ペダル

Include(fadeio.h);Include(gs.h);読む(delay.h);
System.vAdd(7)
TimeBase=96拍子=3,4
System.MeasureShift(1)
ResetGM ResetGS();
Time(1:1:0)TrackSync;

Time(1:1:0) Tempo=120
Time(33:1:0)Tempo=114

//「TR」はトラックの指定。
//「@」は音色の指定。
//「l(える)」は音符の長さの指定。この場合8分音符
//「P」は音の出る方向。0〜64〜127(左〜中央〜右)
//「V」は基本音量の設定。0〜127。最初だけに指定する。
//「v」は音量の設定。音量はこちらを主に調整する。

TR(1) @=9 V=100 REV=70 P=0 q99 //チェレスタ
TR(2) @=9 V=100 REV=20 P=64 q99 //チェレスタ旋律
TR(3) @=90 V=100 REV=27 P=64 q99 //ワームパッド
TR(4) @=73 V=100 REV=40 P=64 q99 //ピッコロ
TR(5) @=73 V=60 REV=100 P=64 q99 p%=-512 //ピッコロ残響
TR(6) @=50 V=100 REV=30 P=64 q99 //ストリングス2
TR(7) @=47 V=100 REV=20 P=127 q99 //ハープ

//演奏スタート
/*☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ
──────────────────────────────────────────────────────────*/

//Time(1:1:0)
/*☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ
──────────────────────────────────────────────────────────*/

TR(1)//チェレスタ
Time(1:1:0)l8o5v80 [3
“シミシ^^^ “ラレラ^^^ “ソドミファ#ソ^ “ファ#”シレミファ#レ
“シミシ^^^ “ラレファ#ソラ^ “ソ”シミファ#ソ”シ “ソ”シミファ#ソ^
“シミソ^^^ “ラレファ#^ミレ “ソドミファ#ソラ “ラレファ#ソラ^
“ソドミファ#ソ^ “ラレファ#ソラファ# “シミファ#ソラシ `ミ24シ24`ミ24^^^^^]

TR(2)//チェレスタ旋律
Time(1:1:0)l8o6v100[
“シミシミシ^ ラ^^ソファ#^ ミ^^^レ^ ミ^^^^^
“シミシ^`レ^ `ド#24`レ24`ド#24^^^シラ シ^^^^^ ^^^^^^
“シミシミシ^ ラ^^ソファ#^ ミ^^^ファ#ミ24レ24ミ24 “シ”ラ”シ^^^
“シミシミシ^ ラ^^ソファ#^ ミ^^^^^ ^^^^^^]

TR(3)//ワームパッド
Time(17:1:0)o5l1^2v60
大きく’シミ’^ ‘`ド#ラ’^
‘シソ’^ ‘ミラ`ド#’^

//Time(33:1:0)
/*☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ☆:*∴。:゚ζ∴☆:*∴。:゚ζ
──────────────────────────────────────────────────────────*/

TR(6)//ストリングス2
Time(29:1:0)o6l2^4v73
EP.T(0,127,!1^1^1)
v57′”ラミ’^ ^^
‘シミ’^ ‘ミ`ド#”ファ#ラ’
‘ソミ”ファ#レ’ ‘ミ”シ”ド#ミ’
‘シミ’^ ‘ラミ”`レファ#’
‘ソミ”ファ#レ’ EP.T(127,127,!2^4,127,0,!2^4)’ミ”シ’^

TR(4)//ピッコロ
Time(33:1:0)l8o6v80 r-4ソラ
シ^ミ^`レ^ `ド#^^^シラ
シ^ミ^ミレ ミ^^rミファ#
ソ^ラ^ソ^ ファ#^^^ソファ#
ミ^^^レ^ ミ^^rソラ
シ^ミ^`レ^ `レ^`ド#シラ^
シ^ミレミファ# ミ^^rミファ#
ソ^ラ^ソ^ ファ#^レ^”シ^
ミ^^^^^ ^^^^rr

TR(5)//ピッコロ残響
Time(33:1:0)l8o6v60 r-8ソラ
シ^ミ^`レ^ `ド#^^^シラ
シ^ミ^ミレ ミ^^rミファ#
ソ^ラ^ソ^ ファ#^^^ソファ#
ミ^^^レ^ ミ^^rソラ
シ^ミ^`レ^ `レ^`ド#シラ^
シ^ミレミファ# ミ^^rミファ#
ソ^ラ^ソ^ ファ#^レ^”シ^
ミ^^^^^ ^^^^rr

TR(3)//ワームパッド
Time(33:1:0)o5l1^2v50
‘シ”ラ”ソ”ラ’
‘シ’`ド#ソ小さくソ

TR(7)//ハープ
Time(33:1:0)o5l8v80
“シ^ソラシ^ `ド#^^^^^
“シ^ソラシ`ド# ラ^^^^^
ソ^ファ#ソラ^ ファ#^ミファ#ソファ#
ミ^^^レ^ ミ^^^^^

ミ^シラシ^ `レ^`ド#^ラ^
ソ^ファ#ソラソ ファ#^^^^^
ソ^ファ#ソラ^ ファ#^ミファ#ソファ#
ミ^^^^^ rrrrrr

これで、パッと見でわかるようになった。
どのソースの部分がどのパートのどの音になるのか。
パート毎にトラックを並べて見れるから、音の重なりもイメージしやすくなる。
Logic弄るうちに、この形をサクラのMMLソースでも再現できるなと思って、やっと実行できた感じ。

なんで今の今まで気づかなかったのか?
この描き方ならば、パート毎でもっと明確に音を合わせることが出来る。
ということで、サクラのMMLソース見直しは続く。

新曲の着手も同時進行で(‘ ‘*)


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